心優しい警告

 何を隠そう、私も創作系のフリースクールに在籍していました。ノベルス科、つまりラノベ作家を目指すクラスでした。個人的な感想を述べると、少なくとも無駄ではありませんでした。一応、最低限の常識とスキルは知ることができました。しかし、プロになれるなれないは、次元の違う話です。小説の場合、ハード系のスキルはほとんど関係ないので、コネクションを作るとなると、講師に来たプロ作家さんに弟子入りする、という手しかありません。が、これはかなりのリスクを伴います。良い人ばかりではありませんから。高い理想ほどリスクを伴う。ただ私は、チャレンジして失敗した人は、キライではありません。若い人には、人生にはリスクが付きまとうことだけ、理解しておいて欲しいですね。ラノベみたいには、いかない、と。