世界を取り戻す、その意外な結末に拍手

食人族に種族を滅ぼされたヒョウギは、彼らを別世界に閉じ込める。

そして自らは世界樹となり、世界を完結へと導いていく。

彼の動機や意図をダンとルティも理解していて、けれど、それでも光を求める気持ちは変えられない。

人は他の動物を食すのに、人は人をどうして食べてはいけないのか。

自然の理の中に潜む謎に、正面から疑問を投げかけた作品でした。

そして、きちんと独特の結論へと導き、終章まで書ききっている作者様はすごいと思いました!

その他のおすすめレビュー

コノハナサクヤさんの他のおすすめレビュー634