僕の耳の奥、鼓膜に接するその内側に仕込まれているのはわりと性能のいい銀色をした音叉だ。
僕の耳の奥、鼓膜に接するその内側に仕込まれているのはわりと性能のいい銀色をした音叉だ。
そのおかげで、飯が食えているわけでもないし、割と頻繁にまさに耳を覆いたくなるほどの苦痛に見舞われる。助けてくれ、なぜ僕の体はこんな体なのか。
花村萬月著『ゲルマニウムの夜』より、最初の一行目のみ拝借
小説の1行目 彩葉 二歩 @iroha_niho
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