淡々と語られる過去の記憶

登場人物の嫉妬心、
ふてぶてしさが鮮やかに描かれる、
程度の差はあれ、
どこか、『同類の二人』の
物語のように感じました。
どこか、お似合いだと
苦笑してしまうような結末。

負であるか正であるか
わかりませんが
人の心の中に確かにある
『なにか』に焦点を当てた
そんな作品に思えました。

旧家にまつわるお話しとか
そんな感じのレトロな雰囲気が
良かったです。

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