鳴く蝉はただ暑苦しいだけですけど、鳴くぬ蛍は心地の良い涼しさを運んできてくれました。
主に掌編小説を書いております。 好きなジャンルはミステリーとホラーです。 小説でしかできないことをモットーに
登場人物の嫉妬心、ふてぶてしさが鮮やかに描かれる、程度の差はあれ、どこか、『同類の二人』の物語のように感じました。どこか、お似合いだと苦笑してしまうような結末。負であるか正であるか…続きを読む
淡々としているだけに仄暗さがヒタヒタと静かに迫ってきているような素晴らしい作品でした。詳しい描写などなくても時代背景が伺える文章に読みふける、というよりも引き込まれます。その奥底にあった思いは果…続きを読む
恐怖という簡単な言葉で片付けられない複雑な感情がここにあります。
淡々とした語り口に恐怖心が増します。聞くに聞けない……。
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