読むうちに昂ぶりを抑えられなくなるボクシング小説

パンチの重さが伝わってくるようなリアリティのあるボクシング小説です。
最初は頼りない盛りの過ぎたボクサーにしか見えないロニーが、徐々に勝てそうなボクサーに変貌を遂げていく。
それは周囲のサポートもさることながら、彼に勝負をしたいという意志があればこそ。
小説の熱量が、心地良く読む者の気分を高めてくれます。

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