ただのJK格闘話と思ったら大ケガしますよ!強くてカッコいいJK!

JKだって戦うんだよ!カッコいんだよ!と、読後に叫びたくなった。
これまで総合格闘技にも武術にも全く縁が無かったが、読んで良かったと心から思った。
そして、そもそも人はなぜ何のために戦うのかという命題に多くのヒントをもらえた秀作だ。戦いの奥にある熱い思い、自らを追い込み、仲間を想う青春の炎にやけどしそうになる。

某所で紹介された折にも気になっていたが、アクションものが苦手なので今頃の読了となったのだが、作者の丁寧な描写力の御蔭で、全く迷子になることなく格闘場面を読み進められた。さすがだ。
またリオ五輪で柔道女子の活躍目覚ましいいま読めたのも、絶妙のタイミングだと思った。

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