生きて、書く。

スレた雰囲気の文章から、純文学を気取りつつも何も飾りたくないという感情が伝わってきたように思えた。
何も起きない、それでも物語にはなる。インパクトだけを重視した小説が世を席巻する中で、呼吸をするように読める文学を、確かに求めている人がいるのではないだろうか。

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