欲望とはかくも執念深いもの。食欲を満たすため、ここまで過酷にできるのか。地方都市によくある神話、おとぎ話はおそるべきものだった。
ゆっくりと小説書いてます。 歴史、ゲーム、SF、コメディなどなどを書いております。 著作一覧 ・廃村ではじめるスローライフ ・フェンリル(仮)を異世界散歩 …
その《死病》に侵されたものは生きながらにして、地獄に落ちる。処女だけが掛かるその《死病》は、罹患すると急激に老いていき、知能も理性も損ない、やがては腐乱した骸だけを残して息絶える。患者らは一様に、…続きを読む
味わい深い恐怖。静かにゆっくりと、不気味な恐怖を味わせてくれます。また、独自の魅力的な世界観を構築するセンスには、目を見張るものがあります。一度この世界に浸ってをしまうと、もう抜け出すことは難…続きを読む
文字量に圧倒されつつも読み進めていくにつれ、どうしてこうなったのかがわかっていった。歴史や宗教、それぞれの背景が事細かに描写されているからだ。これを書くのにどれほどの資料を読み漁ったのかと考える…続きを読む
3回読み直したのはこの作品が初めてかもしれません。序盤からぐいぐい引き込まれ、最後のメッセージに辿りつくまでノンストップでした。ホラー(伝奇)小説ですが、現代ファンタジーでも十分勝負できる内容です…続きを読む
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