ロボットだって仕事を休みたくなる日もある。

 もちろん生命について、あるいは資源調査についての話でもあるのだけれど、タイトルで怯えた君に伝えておきたいことは、純然たる、そして上質のコメディであるということである。

 ロボットたちの思索を眺めて、一瞬納得しかけたり、ちょっと同情したり、お前けっこうちゃっかり美味しいところ持ってってない、とにんまりしたりするという、そういう安全な話である。
 宇宙旅行に危険がつきものだった時代はもう終わった。安心して一緒に微笑みを浮かべよう。




余談:

「しまいにはクオリア論からすら離れ、否定しようもない単なる道徳論や常識を語ることで科学者としての権威を高めることに終始する有様だ!」

だれのことをいっているんでしょうか。ぼくにはけんとうもつかない。(いや、ボーリングのことを言っているんであって、具体的な誰かのことを言っている訳ではないのだった。俺は一体何を言っているんだろうか……)

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