ダ・ヴィンチ・ウィッチ

　赤梨紫青《あかなししあお》は悩んでいた。自分にはこれしかないと思ってこれまでやってきた絵描きの道をこのまま進んでもいいものかと。
　思い悩んだ彼は家族や顧問の手助けを受け、ルーブル美術館へ向かう。そこで彼はとある男に出会い、そして自分に隠された力を覚醒させる。

　それこそが——魔術師《ウィッチ》。世界各地ではるか彼方からまことしやかにささやかれ続けてきた人ならざる人。
　魔術師、世界を壊す者なり。魔術師、世界を統べる者なり。
　はたしてそうか——？
　魔術師はそうであるべきか？
　赤梨紫青の力はどうあるべきだ——？
　ダ・ヴィンチ・ウィッチ——
　——”万能人の魔術師”
　その力は一体、どうあるべきだ——

　パワードスーツに変身して、魔術やら銃火器やら刀剣やらで武装してドッカンバッカン戦う芸術系現代アクション！！