向こう側にある「何か」の感覚。
- ★★★ Excellent!!!
「もしオレが樹木だったら紅葉の中にみどりを維持するだろう」
いろいろな声を吹き飛ばすには、この一首だけで充分でしょう。
うまく言語化はできないけれど、歌に配置された語句のもつ直截的な意味を超え、その向こう側に、何か非常に微妙だけれど、すこん、と落ちるような感覚を覚えます。その感覚が、癖になります。
「“未来”の短歌」、私は好きです。
「もしオレが樹木だったら紅葉の中にみどりを維持するだろう」
いろいろな声を吹き飛ばすには、この一首だけで充分でしょう。
うまく言語化はできないけれど、歌に配置された語句のもつ直截的な意味を超え、その向こう側に、何か非常に微妙だけれど、すこん、と落ちるような感覚を覚えます。その感覚が、癖になります。
「“未来”の短歌」、私は好きです。