どこまでも続く雪景色と、二十年越しに見た幻。この瞬間、相手もきっと同じ雪を見ているのでしょうね。いい作品でした。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
雪の降る日、足跡のない人影を探してしまうかもしれない。そこに幼き日の心残りがありはしないかと。
雪の日に見た過去の自分の幻。切ない思い出と、ホッとさせられるあたたかさがあります。
丁寧な、そして綺麗な描写に感動しました。主人公の諦めていた愛犬との幼い思い出を、20年以上の時を超えて掴んだ真相。雪景色の描写はもちろんですが、切なく非現実的な物語を上手く引き立てる心情描写…続きを読む
すこしふしぎな幻想物語。雪国ではない地域は降り積もると一大事。非日常のある日に訪れる、切なくも温かいハートフルストーリーです。
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