どこまでも続く雪景色と、二十年越しに見た幻。この瞬間、相手もきっと同じ雪を見ているのでしょうね。いい作品でした。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
遠い日に失ってしまったかけがえのないクロ。切ない思いでの幻を追っているうちに、意外な方向に思い出が進んで行き……しんみりさせてくれ、意外な展開もあり、楽しませていただきました。
少年と、犬のクロの話です。描写がうまいですね!短い文章の中にも、必要最低限のものが組み込まれており、読者を飽きさせず、暖かい話に心が潤いました。犬の鳴き声、雪の記憶、少年の後悔、全てを巻…続きを読む
雪は昔から色々な小説で用いられた題材でもある。雪の儚さやその一瞬に輝きを見せる情景に感銘を受けた人が多かったのだろう。本作も雪が題材とされている。最後のオチも雪が溶けていくようにゆっくりと心地…続きを読む
すこしふしぎな幻想物語。雪国ではない地域は降り積もると一大事。非日常のある日に訪れる、切なくも温かいハートフルストーリーです。
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