すこしふしぎな幻想物語。雪国ではない地域は降り積もると一大事。非日常のある日に訪れる、切なくも温かいハートフルストーリーです。
いいものはいい。現場からは以上です。
雪の日に見た過去の自分の幻。切ない思い出と、ホッとさせられるあたたかさがあります。
丁寧な、そして綺麗な描写に感動しました。主人公の諦めていた愛犬との幼い思い出を、20年以上の時を超えて掴んだ真相。雪景色の描写はもちろんですが、切なく非現実的な物語を上手く引き立てる心情描写…続きを読む
雪は昔から色々な小説で用いられた題材でもある。雪の儚さやその一瞬に輝きを見せる情景に感銘を受けた人が多かったのだろう。本作も雪が題材とされている。最後のオチも雪が溶けていくようにゆっくりと心地…続きを読む
雪景色が広がり白い吐息が少年に罪悪感を突きつける。苦く切ない記憶に雪が見せてくれた幻。ほろりと切なく、最後にくすりと微笑みがもれる。
もっと見る