時間が経つのを忘れて読みました。人間は夢がなければ生きていけませんね。戦後の焼け跡から立ち上がった気分です。生きるエネルギーをありがとう。
少なくともタイトルに出ている一方の方はなにかと神格化されることが多い方だからどんな扱いになるのかと思っていたが、割と嫉妬もすれば癇癪も起こす、割とリアルな人物造形になっていて安心して読了することがで…続きを読む
漫画界の黎明期を語るにおいて欠かせない「赤本」。関西で販売され、一世を風靡した粗製乱造の漫画群の混沌から生まれた天才 手塚治虫。彼を発掘し、育てた存在とされる酒井七馬。「新宝島」といえば、手塚治…続きを読む
「人間は笑うのが仕事なんや」冒頭、こう言ってのける本作の主役・酒井七馬は、天才である「漫画の神様」手塚治虫に比すれば、凡才として描かれる人物であり、手塚が主役の物語であれば、序盤に出てくる脇…続きを読む
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