熱狂が止まらない オトコだから

現役プロレスラーが元禄時代にタイムスリップしてしまう場面から始まる、唖然としてしまう舞台設定。

古橋ケンタは愚直である。真っ直ぐである。口下手であり不器用でもある。

そして何より、プロレスラーなのだ。

時代は未だに刀や暴力で一部分は支配されている。徒手空拳でケンタは立ち向かい、その大きな背中には紛れも無いオトコの姿を感じる。

莫迦じゃないかと言いたくなるくらいに熱血。

権力に取り憑かれた悪臣を成敗する様は、完全無欠な勧善懲悪。

それでいいんです。熱血プロレスラーが悪を砕く、爽快感。

どこかに置き忘れている漢としての魂が、どこかで必死に奮っていました。

ぶっちゃけ読んでて泣きました。感動なんてもんじゃない、俺だって男だからさ。

美学と意地。たったそれだけの男魂。存分に楽しませて頂きました。

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