その思いは初めからそのままで

ほんの些細な喧嘩

100年間会えなくなってしまった少女。

もう一度会って仲直りがしたい。たったそれだけのちっぽけな願い。

不死となったことで、周りの仲間は年をとっていく。

家族を築いて、子供の成長を喜ぶものもいる。

世界に取り残されたようなアステルは、それでも誓いを貫き続ける。

生き続けることは苦しみであるのかもしれない。

でも、死なないから生きることができる。

そんな生は、生きていると言えるのだろうか。

これはぜひとも長編で読んでみたい。

そんな素敵な物語でした。

その他のおすすめレビュー

遠藤孝祐さんの他のおすすめレビュー237