やられた、と唸る作品。

それぞれの素材は何一つとして新しいものはありません。

ただ一点、切り口の新しさにやられた、と唸ります。
その切り口の鮮やかさをさらに引き立てるのが、セリフ、一人称の地の文で繰り広げられるテンポのいい会話。
これはツッコミ役を読者に一任することで生み出されています。

是非ツッコミ役となって笑いながら読み進めていきたいと思えてしまいます。

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