d. dart dart dart
胸の奥言えない言葉が多すぎて繋いだ手から伝わるを願う
煌めいた藍のお空に猫の爪細く弧描く淡い蜜色
後悔や不安な気持ちに縛られて笑みを浮かべる横顔が辛い
手を伸べる泣き出しそうな夜の空零れ出るのは星か涙か
不自由な言葉でなくてこの指を絡めるだけで会話が出来たら
身の丈に合った恋などわたしには出来るわけもなく花に溺るる
蔓のようにあなたに這ってどこまでも ついてゆきたい、朽ちるときまで
あなたなしでは行くも帰るも選べない だからどうかこの手を引いて
君の名を呼べぬ口など要らぬから代わりに君の声を聴かせて
わたしにはあなただけなの本当よ、あなたのためなら死すら厭わぬ
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