地図上の道は、人の絆を結ぶ導線かもしれません。

ある日、自分以外は全く知らない人の世界に行った女の子の話です。

当然戸惑いや苦悩があるのですが、それらを出会う人たちと共に乗り越えようとする姿が、喜怒哀楽の起伏があって読ませられます。

物語中に起こるアクシデントも一つのキーになっていて、最後まで楽しめます。

タイトルの意味が明かされた時、胸にずしんとくるものがありました。この物語は、まさにその意味を伝えるために書かれた良作だと思います。

素晴らしい作品と、胸が熱くなる時間を提供していただき、ありがとうございました。是非みなさまも、一読されることをオススメします!!

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