壮大な、ゴブリンと人間との攻防戦

このお話は、出てくる人々すべてが主人公です。不要な人物がいません。すべてに絡んでいます。
ゴブリンもそうです。ゴブリンにキャラ性が必要か? 必要でした。ゴブリンにも事情がある、性格がある。それらを踏まえた上でじっくり読んでみてください。
全体として眺める、ハラハラドキドキする物語はまるでハリウッド映画のようです。戦闘シーンもふんだんに盛り込まれ、読んでいると体が自然と動きます。焦る気持ちも伝わってきて、今まさに自分は物語の中にいるのだと思えます。映画ならではの感覚です。
それ以外にも、キャラそれぞれの個性が立っていて、ぐいぐい引き込まれます。人々の普段の生活が見えるからこその対比など、ぞくぞくします。

最後まで一気に読めました。わたしはグロいとは思いませんでしたが、ひょっとしたら読者を選ぶかもしれませんのでそこだけお気をつけください。ハリウッド映画がOKならセーフです。
……しかし、わたしの感想は小学生並みとして有名です。見当違いなことを書いていたらすみません。でも大丈夫! 他の方々の素晴らしいレビューをご覧くだされば、万事全てOK!

個人的なキャラ推しはスージーです。めいびー!
でも先入観なく、どうぞ映画としてご覧ください~!

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