世間知らずな僕らが、初めて暮らしたのは、坂の上のビルだったーー。サクラビルに住むことになった二人を巡る、奇妙な住民達との交流。日常や事件を、丁寧な文体で描く。落ち着いた描写に癒されます。
仙台市生まれ。小説を書いています。文芸出版ユニット 京都ジャンクション@kyotojctに参加。本好き。Twitter: @oeko51 レビューとフォロー…
サクラビルに住む、元々は何の繋がりもない人たちの物語。安易な「良い話」ではなく、じりじりと複雑な人間関係を編み上げていく様に現在更新分まで一気に読みました。先生と朋子さんと村石君の関係が今後どう…続きを読む
卓越した文章力で描かれて、純文学だと思いました。時に官能的になりますが売春などの描写も淡々と描いています。主人公の「僕」を取り巻く事件に巻き込まれます。私文学なのに時々、神の視点で描かれるのは不思議…続きを読む
はやりじゃないとは思います。でも、多くの人の共感を得るはず。読んで損はしない。特に大学卒業間もない人にオススメです。
同じマンションに住んでいても、名前すら知らない。それが当たり前の世の中で、サクラビルを舞台にその住人同士が、思わぬ形で出会っていきます。誰もが一度は経験したであろう悩みを抱え、サクラビルにや…続きを読む
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