「いろいろ」を抱えて、今を生きている。

同じマンションに住んでいても、名前すら知らない。

それが当たり前の世の中で、サクラビルを舞台にその住人同士が、思わぬ形で出会っていきます。

誰もが一度は経験したであろう悩みを抱え、サクラビルにやって来た大学生の主人公と、
近くにいそうでいない、魅力溢れる個性的な登場人物達が、
確かな文章力で豊かに描写され、生き生きと動き出す。


サクラビルを出て、僕は、何処へ行くのか。

出会いと別れが目まぐるしくやってくる季節に、
少しだけ、立ち止まって読みたくなる作品です。

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サクラビルを出て

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