世界観の構築に技あり

現実感を感じながらも、異世界情緒に溢れる舞台が魅力です。
『左団扇』『袖の下』等の、ウィットが効いたネーミングセンスが、没入感をアシストしてくれることでしょう。
出てくるストーリーも、どこかで聞いたことがある妖怪ですが、そこは作者様の力量。一風変わった設定が練りこまれていて、既成概念を破ってくれる力作です。
全く関係ないですが、鵺猫欲しいです。

4/1 読了 おいげん

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