巫女で、レスラー。そゆこと。

長文タイトルというものがある。
あらすじを題名で表記する方法論であり、あらすじを読むことさえ面倒な、時間泥棒に心臓と鼻毛をぶっこ抜かれた現代人の生態に合ったやり方だ。
しかしこの方法は読書感想文には向いているが、いかにも助長である。

ここで巫女レスラーだ。ヒロイン御子内或子は巫女にしてレスラーであることを説明している。
これに疑問を指し挟む余地があるだろうかいやない。

マッドマックスは誰が何をする話なの?とかミュータントニンジャタートルはなぜミュータントで忍者で亀なのか?などと質問する者がいないのと同じだ。
マッドマックスはマッドなマックスがMAD な真似をしでかす話だしミュータントニンジャタートルは亀がミュータントになってニンジャになったのである。そういうものだ。

魑魅魍魎はびこる暗黒の世界であれど、プロレスと巫女有る限り、正義は必ず最後に絶対確実間違いなく確かに勝つ。この5文字のタイトルはそゆことを教えてくれるのである。
読もう。

このレビューの作品

巫女レスラー

その他のおすすめレビュー

@aiba_todomeさんの他のおすすめレビュー60