相変わらず出だしはなんと書けば良いのか分からず、けれども、こんなところまで読むような方はきっと奇特な方なのでしょうから、どんな風に書いても生暖かく見守ってくださるだろうと思い込むことにして。
とりあえず、なんだかんだと3本も短編怪談が書けましたのでそのご報告を。他の投稿サイトなのですが(苦笑)。
ノベルアッププラスに投稿した短編怪談
「形見分け」https://novelup.plus/story/567495506
「見下ろす山」https://novelup.plus/story/731539245
「狐狗狸」https://novelup.plus/story/894208547
実はこの作品、読んで頂けると分かるのですが3作とも主人公の「私」は同一人物です(え? 分からない? すいません、それはオイラの力不足ということで)。本文には出てきませんが「和子(わこ)」という名前だったりしまして、「狐狗狸」は和子が小学生の頃の話、「形見分け」は大学生の頃、そして「見下ろす山」は大人になってから、となります。
この3作、短編ということで背景とか描き切れていない部分がありまして、例えば「形見分け」の静香が持っていった籠の中身は何が入っていたの? とか、「狐狗狸」の久美子の母親っていったい? とか、3作すべてに出てきた吉田さんって何者? とか、そもそも主人公の和子って? などなど。
もちろん、○○なんだよ、××なんだよ、と自分なりに設定があるわけでして、3作書き終わった頃に、答え合わせとしてそうした裏設定もなんか形にしたいな、と。裏設定が溜まってきましてオイラ自身が書きたい! というのが本音なのですが。ほとんど東北と言えるような北関東の、山脈で閉鎖された集落での、因習っぽい何かが漂うホラーっぽいなにか。
そして、出さなかった部分を解決編として書くのであれば、やっぱり私立探偵が主人公だよ、因習村には金田一耕助だよ、R15のゲ謎を見に行きたいよ、となるわけです――なにやら横道にそれたような。それはともかく。
探偵物、いいですよねぇ、誰でも一度は書いてみたいと思うのではないでしょうか。そういう自分の願望のみで現在、プロットを作っていまして。
探偵と助手という組みあわせは探偵キャラの性格を表すのに対比の構図が使えるから採用。女の子いないと寂しいよね、小さくて小さくて(あえて2回書いてますよ)活きのいいヤツ、それって助手だよね、採用。今回は怪奇現象よりも母子の情念を中心にしたいな。おっと、解決編なんだから謎も解いておかないとな。3作のうち今回は1つの謎は解けるように盛り込んどこう――などと考えていくうちに、探偵が出ているのに謎を解かないプロットが固まりつつあり。はやり人死にがないと謎解きにはならないのか!?(いやいや、小市民シリーズとか人の死なないミステリーはあるでしょと自分につっこむ)。
人の死なないミステリーはある、人の死なないホラーもある。では人の死なないミステリーホラーはありやなしや。もちろんあるのでしょうが、そこに因習とか一族とかの要因が追加されていくと範囲が狭まって難しくなっていくのだろうなと。条件が追加されればそれは当たり前のことなどと思いつつ。それはともかく。
いま考えている解決編、3万文字くらいでサクッと終わらせたいと思ってますので、そんな文字数で謎解きなんてしている暇はないよねと。2,3本書かないと全ての謎が解けないとも考えています。書くのかな、そんなに。
最後はまとまりがなくなりましたが、短編怪談を3本書いているうちにベースとなった物語の解決編も書きたくなってきたというお話しでした。
期待しないで待っていて頂けると嬉しいです(*´ω`*)