毎回出だしをどう書けばよいか悩むのですが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか? オイラは元気です。
さて、今回はといいますと、第三回 幻想と怪奇のショートショートコンテストに応募した拙作がどうにか一次選考を通過しましたので、もう作品名とかその辺の話をしてもいいよねということで。
タイトルは「#GhostMention」、カタカナにするとゴーストメンション、大体6500文字くらいの短編です。
募集要項には8000文字以内で400字詰め原稿用紙で20枚目安とありまして、はじめは「8000文字以内ね~、おけ~、おけ~」で進めていたのですが、書き終わってふと「あれ? 20枚目安ってことは、8000文字ギリギリじゃまずいんじゃない?(改行とか1行空けとかしたら8000文字も使えるわけないじゃん)」と気づきまして。
でも〝目安〟ってことだからちょっとだったら許されるかもと、自分の作品を原稿用紙に置き換えてみると……30枚(꒪ཀ꒪)! これはちょっととは言わないな! いやでも8000文字以内というルールは守っているしと思い直し、募集要項をもっとちゃんと読んでみますと、
――手書きで応募する人は400字詰め原稿用紙に縦書き&ナンバリングしてね(意訳)
手書きOKということは、条件はこっち(文字数が少なくなる方)に合わせなきゃ駄目じゃん! と分かりましてorz
はっきりと「パソコンで作成する場合は20×20で20枚に収まる文字数にしてくださいね」と条件を示した方がいいような気がしますよ~。それはともかく。
ルールを守らないことには応募も何もないので、そこからどうにか1500文字を削る作業をする訳で。
このどうにかってのがホントどうにかって感じでして、割とコンパクトにプロットを作ったので本文で削れるところが本当にない。4つだった台詞を2つにするとか、地の文に埋め込んでどうにか短縮するだとか、お前もうそんなとこ住むなよ描写が簡単な住まいに変えてやる! など、骨の髄まで削るようにちまちまちまちま削り続けまして。
それが締め切り当日の明け方の話。しかもこの日は平日、昼間は仕事! どうするオイラ! こうなったら終業後に会社で最終チェックしてメールで原稿送信だよ!
……なにか1つでもミスっていたら応募できなかったorレギュレーション違反で失格だったかもしれません。みなさん、楽しい執筆活動はきちんと計画的にやりましょう。「焦って送信したからメアド間違えてて届いてなかったどうしよう?」とか思ってましたので、ホント。
このコンテスト、幻想と怪奇、というくらいですからそうしたテイストの作品が望まれていると思うのですが、怪奇はともかく幻想ってなんだろ? 現実とあの世の境目、幽世(かくりよ)を思わせる感じかな? などと思いつつ、怪奇の方はホラーだろ? ホラー! ホラ↝¡ ホラ☑↻ ホラ⇄¿ と楽しみながら書けました。
こんなところまで読んでくださる奇特なあなたに、いつか読んで頂ける時がくればいいなと思いながら。