こんなところまで読んでくださる奇特な皆さま、こんにちは(あるいは、こんばんは)。
この「近況ノート」って、「あ、なんか最近のこと、書きたいなぁ」と思った時に、ホント、書きやすいんですよね。なんか好きなんです、ここ。なんでだろ? それはともかく。
実は1週間ほど前は「最近の創作活動を振り返ってみると、(短編の)SFやホラーは、どうにか、時々、一次選考を通ることがあるのですが、ファンタジーはかすりもしない。オイラ、好きなのは剣と魔法のファンタジーなんですよ~、かすりもしないけど」とか、書こうかなぁと思っていたところだったんです。
そうしてましたら、なんとありがたいことに「ノベルアッププラス 怪談コンテスト2025」で優秀賞をいただくことができました。いや、本当にありがたいです。はい、皆さま、拍手。
ですので、今回は他サイトですが宣伝をさせていただきたく。
ノベルアッププラス 怪談コンテスト2025 優秀賞
「ポタ、ポタタ」
https://novelup.plus/story/986461204 何が嬉しいかと言いますと、これはTwitterでも呟いたのですが「王道の、普通のストーリーであっても、(頑張って書けば)評価をいただける」ということ。
ホラー(正確には、実話怪談風)で、しかも短編というコンテストですので、普通に考えれば、奇抜な題材や普通の人の視点とは違ったところからのアプローチで攻めて、ストーリーだって1回ひねるだけじゃダメ、三回転半トリプルアクセルだよ! だって短編なんだよ! ――なんですけど、「いやいや、頭では分かってても、そんな簡単にできるんだったら苦労しないナリよ」とウンウンと悩むわけです。そもそも、ホラーと怪談の違いってなんだ? とか、初歩の初歩から始まるわけですし。
「怪談ってことは、現実世界の延長上にある怪奇でしょ? なら、これがオイラのせいいっぱい」と自分の中で自分と折り合いを付けたのが「ポタ、ポタタ」というわけで。そうしましたら、やっぱり奇抜にはならない。他の方の受賞作とか読みますと、ほんと、発想とか着眼点とか面白い。それに比べてオイラはホント凡人だな、と。
自分には奇抜な発想を生み出す才能もそれを補う技術もない。だけど、そんな凡人がどうにかひねりだした王道でも頑張れば評価をいただける、それが嬉しかったのです。
うだうだと書いてまいりましたが、今回、お伝えしたいことはただ一点。
ホラー好きの方、せっかくなんでオイラの作品、読んでくださいっ!
(個人的には、もう1つの「空蝉の片付け方」も好き。こちらは怪談というよりホラーになっちゃってるんですが(苦笑(*´ω`*)