「…という訳であけましておめでとうだよ、皆!」
「いやどういう事だよ、お前。この企画終わったんじゃなかったか?」
「えっと、ここって…」
「ほら見ろ、やまねが困惑してるだろ。」
「ふふん、ようこそ!やまねちゃん。やっぱり女子がいると、華があるよね。でも、晴れ着じゃなくて制服かぁ…ちょっと減点かな。」
「いつも言うけど谷口くん。僕、男なんだけど…」
「またまたぁ〜だってやまねちゃん今女子用のを…ぐぼぁあ!?」
「お前が始める前、やまねに土下座してたの知ってるからな。」
「『今回の報告の為に着て欲しいんだ。決して、いやらしい事は一ミリも考えてないよ』って言ってたし、きっと大丈夫なんじゃないかな。」
「…やまね。お前はそろそろ学んでくれ。こいつの頼みなんか全て断ったほうが身の為だぞ。」
「うん、でも頼まれたからには、僕なりに頑張らなくっちゃ…それで谷口くん、今回何をするの?」
「あー痛いなぁ山崎君、本気で殴るんだもんなぁ。」
「早く言え…でなきゃすり潰す。」
「っどこを!?…ほら作者君、出番だよ。私の口から言っても良いけど、それくらいは自分の言葉で言いたいだろう?」
『…ありがとう、谷口さん。』
「うおっ、お前どこから出てきやがった!」
「び、びっくりしたぁ。」
「ほら、二人共黙って。大事な報告だからさ。」
『始めても…いい?』
「「…………」」
『… 今書いている「三馬鹿が征く〜異世界攻略記〜」が…10万字を突破しました!』
「……へぇ、遂にここまできたんだね。」
『まあ、だからって何かやるかと言えば…やらないですけど。』
「やらないの?せっかく突破したのに…勿体無いね。」
『いや、だって私の如き初心者がそんな事…』
「初心者ぁ?違うでしょ……『蠱毒 暦』君。」
『…!それは、』
「たとえ内容が駄作でも、10万文字以上もやったんだ。そろそろ、初心者からは卒業なんじゃないかな?」
『……そう、なのかもね。』
「ていう訳で、名前がTHE初心者(仮)改め、蠱毒 暦になるよ。応援よろしくね!」
『っ!やめて谷口さんっ、プレッシャーを上げないで!!』
「はっはっはー…どうせこれも誰も見ないさ。PV的に第一部を全て読んだ人は未だいないからね。第二部なんか、今の所一人だけだぜ。内容分かってるのかな?」
『………。』
「大体、作者君は文章が長いんだよ。電車内で短い時間でちゃちゃっと読んでるニーズに合ってないんだよ…それくらい分かってるでしょ?」
『…ぐはっ。』
「っ、大丈夫ですか、蠱毒さん!」
「おい、正直今まで何言ってんだか分かんないが、お前が言い過ぎだっていう事ぐらいは分かるぞ。」
「…あっ、つい言い過ぎた。」
『……谷口さんの意見はごもっともです…私はやり始めたらつい夢中になって書いちゃう派の人間で、いざ区切ろうと思っても、読み返すとどうしても、これだと短いなって思っちゃって。』
「あの、蠱毒さん…普段読書はするんですか?」
『っはい、勿論です!電車の中とか本当に電子書籍にはお世話になってます。』
「ちなみに、どのくらい読むんですか?」
『…いつも1時間くらい電車に乗ってますけど、大体、200ページくらいでその内容が面白かったら300ページ以上読みますね…小説を。』
「「………」」
「おい、谷口、やまねまで何で黙る。それくらい時間があれば余裕で読めるよな?」
「僕、小説とかはあまり読まないよ。」
「…私もそれくらい読めるけど、もう飽きたから、ここ最近読んでないなぁ。今度おすすめとか教えてよ、山崎君。」
「はぁ……おい、作者。これからどうすんだ…これで終わりか?」
『…えっと…一応言っておきますが、正月編を書いてはいたんですが、思ってた以上に長くなりそうな予感がしたので、いつか暇が出来たら投稿しようと思います。もしもそれを楽しみにしていた人はごめんなさい。まあ、いないとは思いますけど…これで以上…ですかね。』
「よし、終わったな。解散、解散。」
「…んじゃまあ、皆で言おうか。」
「そうだね…やろう。」
「はぁ、面倒だな。」
『…では行きます。いっせーのっ!』
『「「「今年もよろしくお願いします!」」」』
三人は元の場所に帰って行った。
作者…蠱毒 暦が残った。
「あっ…正月編を作れなかったお詫びとして、三馬鹿の方で番外編を後日一つ設けますので、よろしくお願いします、今年もいい年になるといいですね。私も…皆さんも。」
…To be continued?