この小説は、正直「書きたい事を遠慮なく書いたらどうなるんだろう」、というところから、投降小説として初めて書いたものでした。
元々、短編にしようと考えていましたが、書き溜めすることなく、ほぼリアルタイムで毎日1年半近く書いて来たものでした。
それだけに、書き方が合っているかがよく解らずに書いている部分もあり、周囲に同じ趣味の人もいないことから、悩ましい部分が沢山あります。
特に、この小説は主人公「斎藤雄介」の目線で書かれていますが、途中で目線が変わったり、別人目線になったりしていますので、読み手の方からすると、どう感じるんだろうという部分もさっぱり解りません。
なにしろ、自分が小説を読まないものですから、「本来こう」、という物が弱いのだと思います。
それでも、感情が伝わるように、自分なりに工夫をしてみたつもりです。
私は学生時代、美術を志していました。
それだけに、表現手段は固着してはいけないという教育を多く受けて来たためか、文章も破壊的であって然るべき、との考えがあります。
それでも、この物語は随分悩み、考えたものです。
最終話はもう書き終えています。
長かったために、次のコンセプトは出来ているのですが、なんとなくエンジンに火がはいりません💦
早く書きたいという部分と、少し頭を冷やしたいという自分が鬩ぎあっています。
当初の目的の一つ、不思議な体験や考え方を小説で伝える、というコンセプトが、どこまで達成されたかは解りません、特にこの「カクヨム」という場は、ビギナーには解らない事が多く、それ故に、色々調べたりもしましたし、悩みもしました。
そんな苦悩が、少しでも伝わって頂ければ幸いです。