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【設定資料】その54 早川中尉 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」

 北村少佐の部下であり、戦時中から同じ航空隊に所属していた早川中尉は、いわゆる特務の中尉であり、異例の出世と言えます。
 自衛隊では、パイロットは幹部職(将校)ですが、この時代は戦闘機3機で小隊を組む方式で、士官と下士官が混ざった編成でした。
 早川中尉は、元々この下士官出身のベテランパイロットでしたが、戦時中に少尉に任官し、終戦前に中尉に昇格しました。
 それだけ歴戦にして高練度のパイロットだったという事です。
 戦時中より、特攻作戦に反対し、北村少佐と同じく特攻作戦の妨害工作をしていた人物でもありますが、仲間や教え子を、多く特攻に出してしまった事を悔やみ、戦後も自身はパイロットとして死場を求めるようなところがあります。 
 婚約者はいるものの、Y号作戦の事があったため、結婚はしていません。

↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271

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