北村幸三元海軍少佐は、Y号作戦の中心的人物でした。
少佐ながら、海軍の極秘任務を、戦時中から憲兵隊や陸軍の目を盗み、隠密に進めていたのです。
多くの後輩たちを、特攻で死なせてしまった事実が、戦後もずっと北村の贖罪意識を高めていましたが、これについても、北村は戦時中から妨害工作を先導した人物という裏設定があります。
実際、歴史には全く出てはきませんが、当時の方々に伺うと、何故かこの妨害工作に関する証言が出てきます。
そのため、当時から米軍と繋がった海軍将校がいたのではと考えるようになりました。
それでも北村少佐は、生粋の海軍軍人であり、典型的な飛行機乗りですので、策略家と言うよりは、純朴な職業軍人の印象です。
Y号作戦は、基本的に旧海軍と米海軍が共同で行っているため、補給品の一部がアメリカ製であったりしますので、装備も色々混ざっています。
↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
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