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【設定資料】その52 横須賀基地潜水艦ドック 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」

 Y号作戦、それは旧海軍内で極秘裏に進められていた終戦工作であるとともに、戦後海軍が日本の再軍備を担う米軍との協同作戦でもあります。
 史実では、「Y委員会」と呼ばれる戦後海軍を創設するために作られた組織が米軍との交渉により、後の海上自衛隊を作った、と言われています。
 この時、Y委員会の中心的役割を果たしていたのが、本作では14潜の艦長として出て来る山本提督です。
 史実とは違い、Y委員会には元になった計画が存在し、それらは海軍の原爆を中心に作戦化されていた、という設定になっています。
 作中には、長井在住の元海軍大将として猪上閣下が登場しますが、これも海軍最後の大将、井上成美がモデルです。
 井上閣下のご自宅は、最近まで残されており、実際にご自宅から少し離れた所に、桜花43型乙の秘密発射場が作られていました。(ほとんど記録には残っていませんが、事実です)
 偶然にしてはあまりにも出来過ぎていたため、本作では、関連性をそのまま作戦に反映しています。

↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271

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