シズは、1946年の横須賀で、美鈴玲子の行方不明で落ち込んでいた雄介を励まそうと、色々考えます。
そこで思いついたのが、以前からお願いしていた「新婚ごっこ」でした。
しかし、シズの機能には、雄介を癒す作用が強いため、有頂天のシズはその効力を最大限に発揮してしまいます。
そのため、雄介は一時的に現世の記憶が無くなり、シズが描いたシナリオの通りの記憶と差し替えられ、心の底から幸福な新婚生活を経験してしまうのです。
シズは、基本的にオシャレには気を遣うタイプですので、1946年以降のファッションを上手に着こなし、この時代の新妻を演じきってしまいます。
しかし、それは雄介にとって、辛い思いをすることになります。
↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271