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【設定資料】その49 フキアエズ国王 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」

 エガ王子の父親でフキアエズ王国の君主です。
 フキアエズ王国は、北はエフライム公国、西はドットス王国に挟まれ、肥沃な穀倉地帯であることから、自給率が非常に高いため、基本的に侵略の野心はほとんど無い国家です。
 そのため、国王は基本的に争いを避ける傾向があり、代々温厚で人柄の良い人物が国民に好まれています。
 国境紛争などは、基本的に外交で解決することが多く、そのため国家間の争いが少なく、軍隊はあまり大きな兵力を常備していません。
 そんな人柄が顔にもよく出ています。
 第一王子であるエニオガーノが、隣国のマキュウェル姫に好意があることは知っていますが、政治に利用しようとはせず、温かく見守るのが基本のため、エガは25歳の現在でも独身でした。
 フキアエズという国家の名前は「ウガヤフキアエズ王朝」から取っています。
 これは、日本に神武天皇以前にあった王国と言われていますが、この国が中東地域に現在でも存続している裏設定があります。
 そのため、国王の血筋は、少し日本人に近い所があるため、当初はユウスケとエガが似ていると感じた人が多いのです。

↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271

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