キタヤ・マルスルは、国内で初めてオルコ反乱軍勢力に対して、明確な反抗意思を示した町「マグネラ」の代表であり、抵抗組織である「マグネラ・レジスタンス」のリーダーです。
元々は宗教家ですが、本作では、具体的な宗教観については言及を避けているため、この件についてはスポットが当てられていません。
この世界(エラーサイト)は、古代ローマ帝国時代前後に分岐した世界です。
そのため、宗教観も、キリスト教やイスラム教以前の古いものも残っている、という設定です。
オルコ帝国では、シャーマンである皇帝一族が、この国の宗教観そのものと言えますが、市民の中にはキリスト教より古い「ゾロアスター教」を信仰する民も多くいます。
これは、日本が天皇を中心とした神道を信仰しながら、仏教を同時に信仰している状況と酷似していて、今現在の宗教観としては、日本はかなりレアケースと言えます。
マルスルの親類には、オルコ帝国軍人もおり、裏設定ではありますが、オルコ帝国軍第8旅団の軍使、マルスル少佐(今後出てきます)は彼の従弟になります。
↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271