巨人族は、本来獰猛で野蛮な肉食の獣ですが、知性は人間とほぼ同等です。
元々、この世界の優越は、体のサイズが基準でしたが、人類が文明を持ち、武器を手にするようになると、それまでの優越が逆転し始めます。
それでも、巨人族は人類にとって恐怖の対象でしかなく、お互いの生活を平穏に過ごすために、協定が結ばれます。
こうして巨人族は食人をすることも無くなり「人身御供(ひとみごくう)」の習慣も無くなりました。
村長(むらおさ)は、そんな巨人族をまとめ上げるため、強靭な肉体と高齢であることが求められ、老体ながら、強力なパワーを秘めています。
↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271