エレーナ皇女の身代わりとして、反乱勢力側に身柄を拘束されるまでの短い時間、メルガ・ハイヤーは、アッガ・ウクルキ少佐の求婚を受け入れます。
二人は短い新婚生活を、エガ王子の計らいにより、フキアエズの王都「ウガヤ・クラント」の離宮で過ごします。
二人は、誰にも邪魔をされずに、僅かな時間ながら、幸せな新婚生活を送ります。
メルガ・ウクルキとなった彼女は、残された自身の時間を、夫となったウクルキに捧げますが、彼ら二人は無情にも引き裂かれることになります。
下は、そんな短いながらも幸福な時間を過ごすメルガになります。
↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271