吉岡梅

【あらすじ】 千宗易（後の利休）は、山崎の戦いに臨む羽柴秀吉から、二畳の茶室を作るよう命じられる。この時代、茶室は三畳半ぐらいが常識だった。それよりも狭い茶室を作れと言われ、宗易…

夢月七海さまの自主企画「同題異話・五月号　　いつまでも輝く母へ」参加作 大学進学のために上京して一人暮らしを始めたタカシ。 理想と現実のギャップにだんだんと元気がなくなります。…

秋待諷月さま主催『ペンギンＳＦアンソロジー』参加作、書き下ろしです。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093072976348283

「同題異話・四月号　　真新しい靴がステップ」によせて書きました。滑り込みになってすみません！

ご主人様である魔法使いが魔獣である自分に「靴」というものを履かせてきた。どうしてそんなものを履かなければならないのだろう。 ＊夢月七海様の同題異話四月号「真新しい靴がステップ」…

　夢月七海さん主催の自主企画「同題異話・四月号　真新しい靴がステップ」に参加しています。 　順は、お母さんが用意してくれた真新しいエナメル靴を履いて、これから入学する学校に行く…

夢月七海さんの自主企画：同題異話・四月号『真新しい靴がステップ』参加作品 【舞台】 剣と魔法の世界は今は昔。勇者も魔王も昔話に過ぎない。今は、陸に海に蒸気機関を搭載した乗り物が…

　異星人、魔術師のお店などなど、何でもありな「ことよ商店街」。 　そこの時計屋の息子の門林明は、幼馴染の靴屋の娘・由々菜が、職人の父親から出来立ての靴を受け取る瞬間に出くわす。由…

慶応2年1月23日（1866年3月9日）深夜2時、坂本竜馬とその護衛の三吉慎蔵は、寺田屋に投宿していたが、そこを伏見奉行の捕り方に襲撃される。 辛くも寺田屋の外へと逃れる竜馬と慎…

昨日は入社式だったので、今日から実質的な初出勤の日。 昨日のパンプスは靴擦れを起こしてしまったので、スーツに合わないかな、とちょっと変わった黒のウォーキングシューズを取り出した。…

　デビュタントを迎えたマリーに、新しい靴が与えられた。それは、マリーが一人前と認められた証だった。 　しかし、初めての舞踏会で、マリーは大恥をかくことになる。足を踏まれ、得意なダ…

自主企画　同題異話・４月号「真新しい靴がステップ」参加　

夢月七海さま主催の自主企画「同題異話・四月号　　真新しい靴がステップ」に参加させていただきました。

夢月七海さまの自主企画「同題異話・四月号　　真新しい靴がステップ」参加作 自主企画の内容は同じお題で話を書こうというものです。 母親が無くなって孤児院に入ったイライザは８歳の女…

中学生の時、英語が苦手であった（今もだが）。 そんな時、ある英語のテストで見慣れない単語が出てくる。意味はもちろん、読み方も分からない。とりあえず仮の読み方して解こうとするが……。

まあ、温泉ではよくあることですよね。 ……いや、ネエだろ。

黒歴史放出祭に投稿したエッセイです。

僕の父は変な人です。 おじさんにしては背が高いし、がっしりとした体型で、強面。 だから、しょっちゅうヤ◯ザに間違われます。 でも性格がものすごい残念……。 これは、よく分からない…

田舎にいる劣等感の塊だった若者の、上京時に大恥かいたお話…

虫嫌いの方はご注意ください。お食事中の方もご注意ください。 それでは、わたしの黒歴史というにはあまり迫力のないショボい告白を聞いてください……。 （黒歴史放出祭参加作）

いつも一緒に育ち、生活し、癒やされてきた猫たちへの感謝と追悼のエッセイ ※【猫の日記念】カクヨム文芸部自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」募集用に書いた作品です。 Cop…

オス猫、モフ男。 メス猫、モフ美。 ふたりはたぶん、きょうだい。 ある日、仲良く脱走。数時間で戻ったモフ男に対し、丸一日逃亡を続けたモフ美。 「シャアアア」 モフ男、怒りの…

ネコで忘れられない出来事が過去に二つある。 【猫の日記念】カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」参加作品です。

ネコへの愛が、重いだけ。

猫という生きものは、けしからん。 なんで、こんなに、かわいいのか！！

砂子は孤高の女である。 番外編として「犬の話」も載せました。ダメ犬と呼ばれた犬は、たぶん幸せだったという話。 ※カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」応…

その迷い、気から心からそれともあやかしから……？ 自分の心を覗くのが怖い時には、小間物屋てりふりの敷居をまたいでみませんか 主な登場人物 翠埜　真乎（みどりの　まそこ） 世間…

ほとんど音信不通だった僕の妹が、13歳の娘を連れて帰国することになった。 家族、久しぶりの再会。 家族愛がテーマの少し不思議なショートストーリー。

日記なので翌日以降は推敲できません。 当日も書くのにさほど時間をかけません。 何これ？　と思われた方は、ジャンルとタグをごらんください。そういうことです。

眠りについた人類は戻ってこない。地球に取り残された少年は、自分は何者なのかという問いを抱えたままたったひとり生きる。人類を眠りにつかせた原因である食物テロのために地上の食糧は限ら…

空襲により焼け出された将太の前に、五歳年上の従姉妹である千里が現れる。 連れ帰られた田舎には、従姉妹に懐いた奇妙な生き物がいた。 ★さなコン３「十三不塔賞番外編」で紹介していた…

今年は紙の本もたくさん読んでいきたいなと思いまして、読書日記をつけようかなと思い立ちました。 書評というほどでもない、読んで感じたことを気ままに書いていく日記です。 どうぞお…

日常（＆非日常）なミステリーです。

「お前と俺は違う生き物なのだから」 　ハルはそう言って、ナツの前から去っていった。 　ハルはなぜ去ったのか。ハルは何を抱えていたのか。 　ともに生まれ育ったハルとナツの、すれ違い…

春の終わりのある日、山に聳えたつ桜のもとに、二人の子供がやって来た。 桜の木の下で遊び、幹に背丈を刻んで遊ぶ子供たちに、やがて別れの時が訪れる。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ゆ…

僕と会社の先輩八尾さんは、蝉時雨に降られ、浮かされた。 短くない時間を過ごしながら、しかし予定通り別れはやってくる。 だけれど、夏は永遠に巡る。彼女が仕組んだ通りに―― 「沼ら…

ペット探偵が本格的な謎を解く、安楽椅子探偵ミステリです。 ミステリファンの姓名鑑定士・私、パートナー、親友、ペット探偵の四人が湘南のカフェで織りなす、謎解きミステリ。 連作短編、…

カフェで流れていたノスタルジーな短編映画に魅せられたナナカは、その結末に納得いかず、監督に文句を言いに行く。逆に監督であるトリトに制作を手伝って欲しいと言われて、ナナカは困惑する…

うさぎ狩りは、冬の学校の楽しみな行事です。 うさぎがとれれば、なによりです。 とれなくても、うさぎ狩りは、わくわくする体験です。 今年もとれると、いいのですが。 「おそがい」と…

帰宅途中、小さな星になつかれて〝太陽〟となった私のSF（センチメンタル・ファニー）的小話。 『そうして人類は永遠の眠りについた。』という一文を「書き出し or 書き終わり」とする…

鞠内（まりうち）心療内科クリニックへ、ひとりの患者が訪れる。 須見というこの男性が訴えるのは、誰か特定の人を、じっと見るだけで、その相手の過去、場合によっては未来が、頭の中に再生…

「恋愛クソザコってなんだろう」 「たとえ弱者でも、覚悟を決めれば思いもよらぬ力を出せるのではないか」 「女子高生だけが持ちうる、可能性という武器」 そんな思いを文字に込めました。…

仲良し三人組の私たち。 町内ハロウィンパーティーの前日、私の家で仮装してお茶会をした。 なぜなら、涼花ちゃんが一緒にハロウィンに行けないから。 好きな人と初デートらしい。気になる…