竹部 月子

小学生時代、僕にはあこがれの人がいた。 すごく素敵な人だったけれど、僕は挨拶さえできずにただ眺めているだけだった。 そしていつの間にかその人は……。 KAC2025のお題小説です。

高校三年生、部活も引退の時期。 距離が離れる前に、彼女はとうとう決心した。 想うひと、ブラスバンド部の部長に告白することを決めたのだ。 だが、そんな彼女の前に立ち塞がったのは……

KAC20252「あこがれ」参加作品です。 とある村の近くにある広大な森は、遠い昔「あこがれの森」と呼ばれていた。 その理由が忘れ去られた今、村人達は皮肉な理由でその名を呼ぶ。…

身近な人が、アイドルやアーティストを推していると、ちょっと複雑な気持ちになる。 それが異性だったら……。 これは文芸部の部室で繰り広げられる、少し変わった人間関係のを」めぐる、男…

とある宝石産出地の、少女の話。

KAC2025参加作＆「わたしのアイドル」コンテスト応募作。微ホラーです。900字ジャスト。

ああ、なんて可哀そうな私。 この狭苦しい町から出ることもできない籠の中の鳥。 それなのに、あの娘は私から大事な人を奪った。 外の世界の、憧れの人――。 そんなの、ゆるせるはずが…

後輩の真央ちゃんは、このデイサービスのアイドルだ。 「わたしのアイドル」コンテストには不参加です。

高校の友達に誘われて行った、メンズ地下アイドルのライブ。 そこで真由は、カイトというアイドルに目を奪われる。 彼をもっともっと輝かせたい。 純粋な気持ちが、彼女を闇へと連れて行く…

　憧れの先輩に抜け駆け行為はＮＧ。 　女子グループの「掟」を破ろうとする友人を止めようと、彼女はあれこれ調べるうちに……。 　住宅街にひっそりと店を出している紅茶専門店「勿忘…

KAC2025参加作。 一年前、井戸に落っこちて死んだ末吉（お化け）と、お化け見える系大家さんのやり取り、その後。 第一弾はこちら↓ https://kakuyomu.jp/wo…

遥か昔に栄えた文明の遺跡が眠る採掘場。 そこから発見されたのは、時代に取り残された一体のアンドロイドだった。 研究者たちは慎重に修復を進め、ついに彼女を再起動させる。 名を「イ…

フラれて泣いてたあたしのこと ずっと好きだったと言ってくれたのは、 おとなりの大学生くん ……あたし、明日から別の恋をするのかもしれない

いつの日かと願ってやまないのです。

最高の第一部フィナーレを迎えたソシャゲ『テイルズ・イン・ザ・トリニティー・ウイングス（通称〝てとりす〟）』。 号泣しながらシナリオを読み終えた私の前に飛び込んできたのは、最終局面…

廃墟めぐりが大好きな私だった。 マップで木々に隠れた学校の様な建物を見つけて、調べてみたものの分からなかった、掲示板に頼ると皆から関わるなと言われ、そしてその中の一人、詳しい…

KAC2025参加作品です。じんわりホラー。900文字ジャスト。

KAC20251「ひなまつり」参加作品です。 我が家のひなまつりは豪華でした。 六畳間をまるまる使ってひな壇飾りをお披露目する時期は、一年で最も華やかでした。 しかし私が浪漫…

毎年楽しみにしていたひなまつり。でも当日から3日も海外出張に行くことになった。 3月6日にはお雛様を仕舞わないと、お嫁に行き遅れるって昔から言うでしょう。 だから私は急いで家に向…

君がいて幸せ。 900字ぴったりです。 【花はただ咲いてるだけで愛でられる】 https://kakuyomu.jp/works/16817330654080404688 7…

夕暮れにひな壇を作ろう。

異世界にもひなまつりはある。 女の子の健やかな成長を願って、お人形を飾り付ける。 だけど女の子は、その人形が怖かった。

『KAC2025 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025～』 第１お題「ひなまつり」

艶やかな白金の髪、春の海のような瞳。 美しいお姉さまは、だけど、ひとりでは生きていけない。 大丈夫、ね、大丈夫。 わたしがついているから。 安心して。

【KAC2025参加作】 一年前にいなくなった末吉《まつきち》が帰ってきた。 それ見た大家が軽くお説教。 ※連作短編（になる予定です） 頼むからＩＴ系社長とかのお題は勘弁してく…

代々受け継がれてきた雛人形。 その雛人形は、主を見守り続けてきた。

雛祭り。 それは特別な供養。

　男は朝のニュースを見て、何か大切なことを忘れているのではないかと思う。 　彼の脳裏に浮かぶのは、どこかの家の火事の様子だった。 　住宅街にひっそりと店を出している紅茶専門店…

あかりをつけましょ爆弾に……って歌いませんでしたか？

オモチャもろくに買ってもらえなかった幼い日の私は、偶然知り合った童女とふたり、河川敷にひな壇を立てた。 それから十年後、ひな壇は―― カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシ…

自主企画参加用です。

おひとり様のアラフォー女子美月《みづき》が、結婚と一人の時間を天秤にかけて物想いにふける・・・そんなお話です。 ※魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好…

友人の結婚式で知り合った男性は、条件もなにもかも、すべてがいい人で。 それなのに、わたしは……。 こちらは、｢元カレ｣応募作品です。 copyright©豆ははこ-2025

魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト―狂愛―　参加作品 ※本作は縦組み表示を推奨しております。

魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト参加作品。

魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」 ショートストーリーコンテスト参加作品。

魔法のiらんどの「またね、大好き」テーマのショートストーリーです。

やってしまったものは仕方ない。 それをどうリカバリーするか、それが大人の勝負だ。

親友３人の旅立ち。

指令通り仕事をこなし、後は脱出地点のヘリポートまで駆けるだけ――そんな私の意識を引き留めたのは、大事な娘の悲鳴だった。 ☆全２話 ☆魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありが…

あたしの幼なじみのベクトルは、美人で明るい宮沢さんに向いてる。あたしがあっくんの背中を視線で追いかけてると「永澤ってさ、ドMなの？」なんて隣のあいつが言ってきて。むかっとしながら…

恋人から、突然留学の話を切り出された彼女は、「絶対浮気しないで」と約束を迫る。

優しい親友の告白を蹴って、私は今の夫と結婚した。 愛よりも別の何かを求めた私に、神様は罰を与えた。 それなのに。 どうしてあなたは、今でもあの日のままなの？

魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト、テーマ『元カレ』へ向けて。

いつもの席。 いつもの時間。 いつものあの子。 約束の言葉はないけれど。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等は一切関係ありません。

彼のことを考えると、夜も眠れない。 背が高くて、顔が良くて、運動神経も抜群な、爽やか男子。 私のこの気持ちは、いったい……。

あの時は夢中だった。 憧れて、焦がれた。 でも今は、夢から覚めてる。

魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」 ショートストーリーコンテスト参加作品。

あの人と私と彼は幼馴染。 これが愛かは分からない。 ただ、かわいそうでいとしい。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等は一切関係ありません。