たふろん

周囲に流されるように始めた高三の夏期講習。その初日に遅刻しそうになったキミタカは、赤信号の横断歩道を前に歩道橋を駆け上がる。そこには白い服を着た女性が一人静かにたたずんでいた。毎…

歩き続ける人の話。

今日は「あなた」の結婚式だった。 幼い頃からあなたの隣にいたのはわたしのはずだったのに、今日あなたのとなりにいたのはわたしとは別の人……。

店員が果たすべき義務の範囲は……？ 500文字で楽しむ不条理ショートショート。

学校の授業で書いたやつです。完全オリジナルです。 夕焼がきれいなこの時間に、2人の男子は何を想う？

一両編成の列車に乗って帰宅する、男女の高校生の短篇です。 タイトルでも明らかなように、ある偉大な歌手の曲をモチーフにしております。

ツイッターで投稿した掌編まとめ。前後の繋がりはありません。

「私、結婚するの」 幼なじみで親友の多恵ちゃんは、本当にしあわせそうに笑った。 宮山未涼、大学三年生。付き合って三年目の恋人は、ほとんど無表情だけどとても優しい人。 指輪が、欲…

思いもかけず、名門茶道部の部長となってしまった女子生徒と新任の先生の奮闘を描いた、青春コメディです。

学生をやっている夜宵です。 友達のエッセイ・ノンフィクションを見たり、カクヨムユーザーのかたのを読んだりして、勇気を貰いました。 僕のこころの暗いところの御話、僕が不器用なりに…

私はラベンダー・フローレス。街に出た時通り魔に刺されそうになって…思い出したのは、前世の記憶！？しかもこの世界って前世でやってた乙女ゲームの世界じゃん！ そして悪役令嬢の姉であり…

少女は、私を見て笑う。

ただの話。 共感できるかどうかなんてわからない、学生の話。 ただ１つ言えるのは、それが共感できないものだとしてもそこで話している人にとっては紛れもない、本当の気持ちだということ。…

誰かの癒しになったらいいなと思ったり。 庭先にいたネズミと私のお話。

お店やサービス業で働く人々が感じる超！暗黒な毎日を綴ります。 ときどき、お客目線で・・・

小売りやサービス業で巻き起こるさまざまな出来事を綴ります。 お店の話の第二弾。 時にはお客目線で。

1500度の炎に耐える大害虫の暴威は厨房全土を恐怖のドン底に叩き込んだ！

主人公・森山冬弥（高校３年）には気になる女の子がいたが、思いを打ち明けられないでいた。 そこへ、バンド仲間から学祭の花火大会をその子と見るように勧められるが……。 冬弥の大学時…

　この物語は、どこにでも居るような独身アラサー女・大海原水子の婚活劇場である。 　晩婚化と揶揄されたこの時代、水子を襲うは親の視線か、世間の歪な偏見か、はたまた老後の孤独死への不…

昭和の香りが充満するこの部屋で 親父がちゃぶ台をひっくり返します。 怒られたい人、全員集合！

話したいのに話せない。 話したいけど話せない。 話したいから、隣にいよう。 ボサボサの髪で顔を隠して生きる、人の目を見れない少女、華詩陽代。 外見だけなら磨き上げたが中身がガ…

タイトルどおり、船乗りのヨメである私の日々を綴ったものです。ただの主婦エッセイだと甘くみるなかれ。男性は撃沈します。

　流産二回と不妊治療を経てようやく妊娠したものの、どっちかと言わなくてもトラブルしかなかった妊娠期間。 　激しすぎて水も飲めないつわり、切迫流・早産で二回も入院、臨月に入ってまさ…

就活生として完全に出遅れてしまっていた修二のもとに届いた一通のメールが彼の人生を大きく変えた。 彼は人生の負け組なのか!?それとも勝ち組なのか!?真実はその目で確かめよ!!!

寒い夜、遠くから聞こえる「火の用心」の声と拍子木、いいものですよね。それを聞きながら想像したことを書いてみました。

夢にまで見た異世界転生、、、のはずがここは関東に位置する千葉県の船橋市！？

喫茶店でアルバイトを始めたばかりの『僕』は、いつも日曜日にやって来るお客さんばかり目について…？

皆さん、ＳＮＳ使ってますか？ 便利ですよね。全世界の人とすぐに繋がる魔法のツール。 でも、便利な道具って間違った使い方するとダメージが大きいんですよ。 高校生の敦が軽い気持ちで…

私自身が妊娠中・産後の就活で受けたマタハラを書いていきます。 幸せなはずの妊娠、子供が居ても働きたいのに働かせてくれない社会。 これが現実です。 もし、今悩んでいる人がいれば…

この度私子供を授かり、出産しました。 妊娠してから出産までの、なんてことないエッセイです。

少女の無くした赤い傘は、めぐりめぐり、三組の男女の関係を少しだけ揺れ動かす。その淡い片思いの行方は——？

23歳の“売れない詩人”久城 和也は、ある日、行きつけの喫茶店にやって来た。その時、アルバイト店員の佐倉 エリカに一目惚れをしてしまう。 久城の一途で片思いな恋は実るはずもなく、…

この辛く悲しい出来事は私たち二人を紡ぐ。 この物語に入り込める人だけが涙を流す。 涙を流すことを忘れた私は、担当になった主治医。杉村将哉によって救われた。 すでに人としての心を…

速水誠先生と、中山恭子先生が結婚した。 それぞれの教師に恋をしてしまった二人の生徒は、叶わぬ片思いにもがき苦しむ。 思春期によって錯乱した二人は、とある決意を固めた。

ショートの恋愛ものです。 いつもエッセイばかりなので 昨年書いたものですが、テーマが「春」なのであげてみました。

自分に振り向かない女を想い続ける男、夜の海に魅せられながらも男との関係を手放せない女。二人の男女の互いを想い合う胸の内を描いた切ないラブストーリー。

高校時代に友人になり、大学で付き合い出した男女。 彼が昔から好きだった彼女は、昔は別の男子に恋焦がれており、その気持ちを捨てきれずにいた。 順調に交際を続けつつも、どこか片想い気…

香鳴裕人さまの自主企画「同題異話SR -May- 『きみに会うための440円』」に参加させて頂きました。 毎月とても楽しみです。 ありがとうございます。

　居酒屋で、彼女と二人で『俺』が飲んでいたら、隣のテーブルの会話が聞こえてきた……。 　自主企画『指定したセリフを使って短編小説を書いてみよう。』参加作品です。ですから、作中で…

1000文字以内作。 俺の好きなあの子はあいつの彼女だった。 俺は……、運命に従うべきだったんだろうか。

きっかけは桜でした。 登場人物は、「彼女」と「彼」と「教師」 それぞれの視点から見た物語。 ―恋とは、なに？

彼に告白したのは高校二年生の春。 彼の心の真ん中にはいつだってあの子がいた。 そんなこと、最初からわかっていた。 だからこれは、ちいさなあの子が成長するまでの、期間限定の恋。…

ラブレターは書けないけど、何気ない気持ちを文字にしよう。 堪らなく、押さえられなくなったら言葉を文字にしよう。 友達、家族、恋人、忘れられない人、すべての好きだと思える人へ送…

「ねえ、スクリュードライバーの別名って知ってる？」 会社で嫌なことがあってむしゃくしゃしていた私に、サキがそう聞いた。 小説家になろうにも掲載しています。 無断転載無断利用禁止。

　私の好きな作家さんがTwitterでやっていたので、私も真似してやってみる事にしました。 　毎回、原稿用紙４枚程度で書いていきます。 　さて、どこまで書けるかなぁ(^^; 　…

別れてから1年以上、同じことを夜になる度に思う。それは、後悔なのか願望なのか1年以上経っても分からない。ただ、1つ分かることは1年以上前から僕は空っぽであり、僕にとって彼女は全て…

高校生活を楽しく過ごしているアタシだけど、重大な秘密を持っていた。 それは恋愛恐怖症であること。 男の子に告白されると、身も心も拒否反応を起こしてしまう。 それをひたすら隠し続け…

　主人公のサナエは恋人のコウタと同棲をしていた。サナエは時々母の記憶にうなされていた。サナエの母は、サナエが中学三年生の時に事故で亡くなっている。そのことをコウタに気づかれないよ…