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瀬谷酔鶉@男♂️だけどガールズバンドやる

  • @suijun
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  • 11月29日

    作詞しようと思ったら作曲してた

     たまには近況ノートでも。 『男♂️だけどガールズバンドやる』もだんだんクライマックスに近づいてきました。  作中では鵜飼さんが大御所作詞家にNGを出して歌詞を変えるという暴挙に出ていますが、今回「♪76」にして初めて文中で歌詞が書かれています。  今までの演奏シーンでは徹底して歌詞を書かなかったんですよね。  これまでは与えられた歌詞で歌っているだけであり、彼女たちが考えたものではなかったので、物語上書く必要がなかったんです。  しかし今回は鵜飼さんの心情を直接表したものということで、書かざるを得ない。  ということで作詞しなくてはならなかったのですが、曲がないとどうもしっくりこない。  どうしようかな……と考えているうちにメロディーが降りてきたので気づいたら作曲していました。  まあ、サビだけですけどね。  難しいことはできないのでコード進行は単純なんですが、サブドミナントマイナー(ノンダイアトニックコード=その調にない音を使ったコードの一つ)の部分がなんかそれっぽくなった……という自己満足。  どうせなら一曲ちゃんと作りたい……という気もしたのですが、それをやってたら小説が止まってしまいそうなので、ここにスコアだけ投げて供養しておきます。 (タブ譜付きなのはギターでメロディーを作ってTuxGuitarに打ち込んでいるため)  まあ、本編完結したらもうちょっとイジってみてもいいかもしれませんねぇ。  作曲には全然自信はありませんが。  ちなみにこのペースだと完結には2月いっぱいぐらいかかるかもしれません。  カクヨムコンの終了には間に合いそうにない……。  まあ完結してなくてもいいらしいので、出すだけ出してみますか。  問題は完結せずに読者選考を通るかどうかです(汗)。  おかげさまでなんとか★300まで行きましたが、中間選考は累計ではなく期間中にもらった★で決まるらしいですし……。  でもまあ、面白い小説だとは思いますし、楽しんでくれている方もたくさん(当社比)いますので、完結まで引き続き頑張ります! (↓該当シーンをチラ見せ)   錆びついたレール外れて   意味のないルール壊して   歩きだしたばかりの僕の前に   空だけが広がる  鵜飼の伸びやかな声に、オクターブ奏法の単純なフレーズを重ねる。  以前に試したものの、歌詞に合わずに没にしたフレーズ。   どの道が正解なの?   あの日のキミの言葉   歩きだしたばかりの僕にはまだ   分からないことだらけだけど  自由に飛翔し、ともすると足元を見失いそうなボーカルとギターの下で、夏海さんのベースがボトムを支え、伊奈川さんはリズムを保ったまま左右のシンバルを何度も打ち鳴らす。  鵜飼は完全にミュートを外したパワーコードをかき鳴らしながら、大きく息を吸う。   凍える街のイルミネイション   海の向こうに昇る朝陽   世界はこんなにも輝いてる   だから進もう 前へ! 前へ! https://kakuyomu.jp/works/16818622171603119915/episodes/822139838337976078
    • 14件のいいね
  • 11月1日

    テンプレ小説がAIに敗北する日

     AI生成小説がランキングを賑わせていますが、小説投稿サイトの未来はどうなるのか。  我々書き手はどうするべきなのか。  こちらに書いてみました↓ 【緊急提言】AI時代の創作――考えられる理想のケースと、最悪のケース - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/822139838568638756  キャッチコピーに書いたとおり、これは「人間が書いた物語を愛するすべての人たち」へのメッセージです。  2700文字ですぐ読めますので、良かったら私のメッセージを受け取ってください。  まあ、このキャッチコピーはカクヨムの小説投稿画面のサンプルのパロディですけど。  でもこのキャッチコピーじゃ弱いかなぁ?  もう少しセンセーショナルなコピーにしないと、多くの人にメッセージが届かないだろうか……?  ということで考えたのがこの近況ノートのタイトル。  キャッチコピーもこっちにするか迷い中。  変わってたら変えたんだと思ってください。
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  • 10月13日

    夏の自主企画の自分的総括

    夏っぽい作品が読みたい! という単純な考えのもとに行われたこちらの自主企画。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792437773493522 なんと最終的に93作品もの参加があり、期限の8/31を過ぎてもまったく読みきれず、すっかり秋になってしまいましたが、概要を見て気になった作品は概ね見ました。 「見ました」ってなんぞや? と突っ込まれそうですが、読み終わらなかった(挫折した)作品もあるので、「読みました」と言うとちょっと違うかな……と。 読み始めた短編は概ね最後まで読みましたが、やはり途中で「求めているものと違うな……」と思ってしまったものもあり、そこに関しては悪しからず。 中編以上の作品については、序盤を読んで強く惹かれたものは最後まで読ませていただきました。 読みかけて止まってしまった作品もあり、まだ続きを読もうかな……と思っている作品もあるのですが、すっかり涼しくなってきたので、一旦ここでお気に入りの作品をいくつか紹介させていただき、自分の中で一区切りとしたい所存です。 というわけでマイベストセレクションです。 R66【ワンナイトサマー One Night Summer - 1996】/ZEIN様 https://kakuyomu.jp/works/16818792435400645247 懐かしき90年代の夏! 今ではもう信じられないような話ですが、こういう時代が本当にあったんですよ。 そして描写よりも行動が夏。少年たちの浮ついた感じがたまりません。 拙作『サマーナイト・レポート』と比べてみても、10年間の社会の変化がダイレクトに感じられて面白い気がします。 歌って踊れる女子高生ですので/ぺしみん様 https://kakuyomu.jp/works/16816927863127276830 レビューに書いたとおりなんですが、現代的な人物造形、夏の田舎の美化されていないリアリティ、些細な出来事を積み重ねたことによる小さな変化を描き出す筆致、素晴らしいの一言。 レモネード/森陰五十鈴様 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893126419 白いワンピースに麦わら帽子の女の子と夏デート。甘すぎるレモネードのようでいて、ほのかにレモンピールの苦味が心地良い読後感。 人物描写も情景描写も見事で、理想の夏でした! ベストサマーメモリーズ/森上サナオ様 https://kakuyomu.jp/works/16818093082210976701 どこか懐かしさを感じる青春SF。 SFだからこそ描ける、夏の終わりの切なさ。 短編にもかかわらず、10年の歳月を追体験しました。 晴れやどり/清瀬 六朗様 https://kakuyomu.jp/works/16818792436584766364 暑すぎて熱暴走する百合小説。 そんなにガチ百合ではないんですが、暑すぎる夏にはこんなこともあるんじゃないかと思わせるような描写にあてられました。 鯨よりも深く/つるよしの様 https://kakuyomu.jp/works/16816452221487005352 アイデア、設定、構成力、文章力、どれをとってもハイレベル。 冷房が使えない環境を見事に作り上げ、そこからこんなふうに展開するとは! ……と、特に印象に残った作品を列挙してみましたが、他にも夏らしい作品が沢山あり、★3を付けさせていただいた作品も多々あります。 カクヨム甲子園の応募作も結構あって、技術的には甘い部分があっても、WEB小説の流行とか考えず書きたくて書いてる感じが良かったですね~! 今さらではありますが、参加してくれた皆様ありがとうございました! それ以外の方も、気になる作品があれば読んでみてくださいませ。
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  • 10月11日

    小説の中に作者のMCを入れたらランキング急上昇した件

     表題の通りなんですが、久しぶりにご報告です。  30話を過ぎてから低空飛行を続けていた『男♂️だけどガールズバンドやる』ですが、二週間ほど前に「第一部・完」を迎えまして、「作者MC(上巻あとがき)」というものを作中に入れてみたところ、立て続けに★を頂くことができ、一時は現代ドラマ週間ランキングで50位以内まで駆け上りました。  先週は一日で800PVという自己記録も打ち立てました。  なんだよ、作者MCって……という方はまあ、そこだけでいいので見てみてください。 https://kakuyomu.jp/works/16818622171603119915/episodes/16818792439759718996  このことから得た知見としては、やはり以前の近況ノートに書いた通り、「ふぅ、良かった」と一息つけるタイミングを設けることが重要ということですね。分析が正しかったことが分かり、私も「ふぅ、良かった」と胸を撫で下ろしています。  ちなみにMC自体に効果があったのかはよく分かりません。  一応、「ここで一区切りだよ」と明確にできたことと、ランキングの仕組みを知らない方にお伝えできたことによってプラスになったのでは……と考えていますが、MCがなかったらどうなっていたかは分からないので、それは永遠の謎です。  ただまあ、読み続けてくれている方がいれば、一度ランキングから落ちてしまっても再びある程度上昇できることは分かりました。  それも序盤にある程度の方にフォローしていただけたからではありますが……。  フォローしてくれた方、★をくれた方、改めてありがとうございます。  ちなみにそれから二週間が経ち、再びランキングは下降中です。  次に上位に入れるのは完結したときしかないかもしれませんね……。  とはいえ今でも数日に1回★を頂けたり、新たに作品をフォローしてくださる方もいますので、新たに「第一部・完」にたどり着いた方がそこで★を贈ってくれるのかもしれません。  やはりたくさんの方に読んでいただきたいので、このままゆっくりでもフォローと★が伸びていってくれると良いのですが。  とはいえこの作品ももう後半ですし、私の主たる興味は「ここまで読み続けてくれた方に、ここからどう楽しんでもらい、納得してもらえる結末をどう作るか?」というところに移っています。  ラフなプロットはありますが、すでに当初の予定とズレてきている部分もありますし、書き方次第で読者の印象は大きく変わりますからね。  そのへんはシナリオでの経験も活かせると思うので心配はしていませんが、気を抜かずに自分の考える最高のクオリティを目指したいですね~。  あと近況ノートでは夏企画の振り返りをやりたいんですが、今日はここまで。  連休中に書けるかな~?
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  • 9月13日

    終わらない夏&レビューをいただきました

     夏が終わりません。 「夏らしい小説が読みたい!」と思って始めたこちらの自主企画。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792437773493522  これに90件を超える応募があり、全く読み終わらないという……。  全部読むのはとっくに諦めて、読むものは自分の趣味でかなり絞っています。  それでも結構読んでみたいものがあり、一方で以前からフォローしている作品もあり、自分の執筆もあり、仕事や家庭の都合もあり、気になるものだけでも読み終わる気配がない。  まあ、作品の募集は終わりましたが、別に読めなくなるわけでもないし、引き続き気長に読んでいこうと思います。  おかげさまで結構好みの作品も見つかりました。  一通り気になっている作品を読んだらそのあたりの紹介もしたいな……とかも思いつつ、やり始めるとまたキリがないので、目を通すのが先かなと思っています。  一方で新たに私の作品を読んでくださった方、評価してくださった方や、作者フォローをしてくださった方もいらっしゃって、ありがたい限りです。  今までレビューをいただいてもここで紹介してこなかったのですが(フォロワーさんはすでに私の作品を読まれている方ばかりだったから、Xのほうで紹介していました)、新たなフォロワーさんに向けて新たなレビューを紹介させていただこうと思います。 『高校生の恋愛が必修化されたので悪友っぽい理系女子と付き合ってみた』 https://kakuyomu.jp/works/16818093091984802191/reviews/16818792440195532605 江口たくや様より ちょうどこのとき、Xのタイムラインが少しばかり毒親の話で盛り上がっていたのですが、考えてみればこれも、親による抑圧とそこからの解放の話なんですよね。 親により恋愛と性を禁じられた世代の「先生」と、むしろ恋愛を強要されている主人公たちの対比という。 江口さんは歴史小説を書かれているようです。 https://kakuyomu.jp/users/takuya_eguchi1219 私は普段あまり歴史小説は読まないのですが、歴史小説で★250は凄いと思いました。 江口さん、ありがとうございました! 『サマーナイト・レポート ~10代最後の夏。自称“人工生命体”な彼女と、夜明けの海までの二人旅!~』 https://kakuyomu.jp/works/16818093078895515594/reviews/16818792440464244793 ぺしみん様より 仰るとおり、刺さる人は冒頭を見ればビビッと来ると思います。 皆様よかったら一話だけ読んでみてください~! そして、ぺしみんさんのこちらの作品、夏企画への参加作品なのですが、(私の基準で)参加作中1、2を争う素晴らしい作品でした。 『歌って踊れる女子高生ですので』 https://kakuyomu.jp/works/16816927863127276830 あまりに良かったので勢い余って速攻でレビューを書かせていただきました。 https://kakuyomu.jp/works/16816927863127276830/reviews/16818792440479755951 もうね、ラストがいいんですよ! まずはレビューを見てください。 そして中身も読んでください! こんな素晴らしい作品が★一桁って、カクヨムはどうなってるんだ……。 でもまあ、こうやって素晴らしい作品に出会えるのがカクヨムの良いところ。 なにはともあれ、ぺしみんさん、ありがとうございました! 他にも夏らしい良い作品がいくつもあって、自主企画をやってみて良かったと思いました。 とりあえず今日はそんな感じです。 そういえば『男♂️だけどガールズバンドやる』のほうは地道に連載を続けています。 新たに読んでくれた皆様、応援コメントや評価をくださった皆様、ありがとうございます。 こちらはあと四話で上巻にあたる部分が完結します。 まあ間を置かずに下巻部分が始まるので、なんでわざわざ上巻完結なんて言うんだ……と思われるかもしれませんが、そのへんは上巻のあとがきにて……。 引き続き応援よろしくお願いいたします。
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  • 8月22日

    クレクレを整理してみました

     いや、クレクレと言うらしいんですよ。小説本文中に作者コメントを入れて★をくださいとお願いする行為のことを。  正直に言えばクレクレなんてしたくないんです。誰だってそうだと思います。何も言わずに評価されるのが理想じゃないですか。  でも、カクヨムでは「やったほうが読まれる」と言われています。だって「評価」とか「レビュー」とか言われると、最後まで読んでからするものだと思うじゃないですか。しかも最新話まで読まないとレビューページに遷移しないわけですし。  しかし最後まで読んでから★をくれる読者だけでは伸びようがない。  更新一週間を経過してしまったら★をもらっても「注目」としてトップページに抽選されないので、決して読者は増えない。週間ランキング10位以内とかに入れば別かもしれませんが、フォロワーが少なければ読んだ人すべてが★を付けてもランキング上位には入らない。    つまり多くの方に読んでもらうためには、連載中に★をいただき、「注目」に入り、そのたびに作品のフォロワーを増やし、その方たちにまた★をいただく……というループに入る必要がある。それには★をくださいとお願いするのが一番有効である。という話です。  歪な話だとは思いますが、そういう仕組みだから仕方ない。 『男♂️だけどガールズバンドやる』はカクヨムでちゃんと読まれる作品を目指しているので、ここの流儀に合わせるしかない。  実際、やらなかったときに比べて圧倒的に読まれていますし。  ちなみに聞く限りこのあたりは「なろう」もあまり変わらない印象ですので、カクヨムだけの問題というわけではなさそうです。しかもこういったテクニックが使えないアルファポリスなんてAI表紙と過激なタイトルぐらいしか方法がないですし、だったら仕組みを知って攻略できるこっちのほうがまだいいや……という気がしてしまいます。なのでこれからもどんどんクレクレしていきますよ!  さて本題です。  そのクレクレですが、私はこれまで適当にそのときの気分でやっていました。  しかし30話を超えてから(PVはしっかり増えているのに)なかなか★がもらえなくなってしまい、以前の近況ノートで分析している通り、「続きが読みたくなる引き」と「★を入れるポイント」を分けて考えるべきだと思うに至りました。  本当は内容でそこをコントロールできれば良いのですが、今からでも工夫できることはやろう……ということでやってみた第一弾が章分け。さらに今回、章のラストにクレクレを入れてそれ以外のクレクレを基本的に消すという手を打ってみました。  効果があるのか分かりませんが、小説の内容は変えずにできそうなことということで、これも実験です。効果が出たらまた報告します。  そういえば夏小説の企画には90件も作品が来ていて、全然読みきれません。タイトルや概要で絞りつつ、ちょっとずつ読んでいます。  あと、昨日から応援コメントに返信できていませんが、また明日……。
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  • 8月3日

    【業務連絡】こんなに来るとは思いませんでした(汗)

     昨日、軽い気持ちで始めた自主企画。  現時点で長編含め40作を超える作品が集まってしまいました。  短編が10本ぐらいかな……と思っていたのに、まさかこんなに来るとは。  嬉しいと言えば嬉しいけれど、どう考えても読み切れない……!  というわけで、募集要項にも書いた通り、概要を見て読むものを厳選させていただきます……。  とはいえ、見たところ半分以上は読んでみたい感じなので、読んでみると思います。  ただ長編は一話ごとに自分が読みたいものかどうか判断していかないと、夏中に終わらなそう。  基準はあくまで私が読みたいものかどうかなのでご了承ください。  結構時間もかかると思うので、ひと夏かけてゆっくり読んでいきたいと思います。  以上、業務連絡でした。
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  • 8月2日

    夏らしい小説が読みたい自主企画&★200大感謝

     さて、8月になりました。  もう夏も半分終わり……と思うと寂しくなります。  子供の頃はあんなに夏が長かったのに、今となっては平日は仕事、土日も雑事に追われることが多く、お盆休みに旅行はする予定ですが、それが終わったらほとんど夏も終わり……というね。  前回の近況ノートでも夏の話が好きと書きましたが、せめて小説の中でもっと夏を感じたいものです。  先日はぽんぽん丸さんの『夏語り』を読ませていただき、かなり夏を補給できました。 https://kakuyomu.jp/works/16818792437693600376  こういうのをもっと読みたい!  というわけで初めて自主企画なるものを立ててみました。詳しくは以下を御覧ください。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792437773493522  カクヨム全体を盛り上げようとか、もっと交流しようとか、そういう大きな目的はありません。  ただ、読みかけの作品を一旦脇においてでも夏を感じたかっただけです。  概要に書いた通り、作品数にもよりますが一通り読み始めてはみたいと思っています。  でも求めているものと違ったら、そっと閉じるかもしれない。  評価や感想は、あくまで読んで気に入ったら。  そんなゆるい感じで考えています。  どうせ自主企画やるなら連載中の長編の読者獲得につながるものを……とも一瞬考えましたが、それはまた、そのうち……。  さて、その連載中の『男♂️だけどガールズバンドやる』ですが、このたびめでたく★200に到達しました!  これは社交辞令でもなんでもなく、カクヨムの仕組み上、誰かが読んで★をくれないことには次の読者も★も得られないわけで、読んでくれた皆様、評価してくれた皆様には本当に感謝しております。  そしてここやXでの「いいね」やリポスト、コメントなども心の支えになり、また勉強させられる部分も多々ありました。重ねて御礼申し上げます。  正直、小説としてはハイレベルで面白いのにカクヨムでは★があまり付いていない作品も知っておりますので、★の数はあまり指標にならない気もしつつ、それでもこれだけたくさんの方が面白い・もっと読みたい・応援したいと思ってくれたことを嬉しく思います。  そして、★を得て注目に入ることで読者が増え、たくさんの方に読んでいただけていることが本当にありがたい限り。PVも22000を超え、作品フォローも290になりました。  目標の★1000にはまだまだ遠いですが、まずはフォローしてくれている皆様にしっかり楽しんでもらい、まだの方からも★を頂けるような作品を書いていきたいと思います。
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  • 7月6日

    突然の失速で分かった、WEB小説のコード進行

     いや~、夏ですね~!  私は夏の話というだけで評価が2割増になるぐらい夏が好きなので、なんとなくテンションが上がっています。  ちなみに一番好きな夏の話は吉本ばななの『N・P』。二番目は村上春樹の『風の歌を聴け』。  いま書いている『男♂️だけどガールズバンドやる』は晩秋から始まって冬に入ったところですが……。  まあ夏の話は『サマーナイト・レポート』でたっぷり書いたのと、主人公が大学に入ってから道を踏み外すまでにそれぐらいの期間が必要だったのと、女装させるには秋冬のほうが都合が良かったのと、いろいろ理由があるので仕方ないですね。  さてその『男♂️だけどガールズバンドやる』ですが、週間ランキングの順位がかなり下がってきています。31話を過ぎてから急に★がいただけなくなり、ぐんぐん順位が落ちて一時はランキング圏外まで下がってしまいました。  7月に入って若干回復したものの、やはり以前に比べて低調で、偶然とは言い切れない。  とはいえ作品フォローが目立って減っているわけでもないし、話のどこかで離脱が起きているわけでもなく、更新から更新までの間に最新話に100以上のPVは付く。つまり、読み続けてもらえてはいるのですが、大半の読者の方からは★がいただけていない。  まあ考えてみれば小説の評価なんて、本来は最後まで読んでみないことには分からないものです。その意味ではこの状況は当たり前とも言える。とはいえ、ここカクヨムでは★をいただけないことには新規読者も増えず、ランキング上位は(一部に完結済の短編もあるものの)連載中に★をいただくことによって上位に上がっているわけです。  では、どうすれば連載中に★をいただけるのか?  考えつつ作品を読み返しているうちに、あることに気づきました。  この作品は「引き」を作りすぎている。  離脱せずに読んでもらうために、次が読みたくなる「引き」を毎回入れているのですが、これでは「次はどうなるの? 気になる!」とはなっても、「満足した、★を送ろう」とはならない。  これは音楽のコード進行で言えば、すべてのフレーズがドミナント7thの半終止で終わっているようなものです。  たまにはトニックで落ち着かせて、「ふぅ、良かった」と思ってもらわなくてはならない。  買い切りではないWEB小説特有の現象かもしれませんが、私はまだ「小説」に囚われていました。  小説ではなくWEB小説を書けるようになったつもりでいましたが、甘かった。  とはいえ、それではどうするべきなのか。  これがなかなか難しいですね。  終止形はどこにでも入れられるものじゃない。  Bメロの最後にトニックを入れるわけにはいきません。  たぶん本当は、30話までに一旦「セットアップ→展開→解決(Aメロ→Bメロ→サビ)」の流れを作るべきなんでしょうね。  ここではハリウッド式のビートシートメソッドは通用しない。  三幕構成を再度分解し、新しいメソッドを作る必要がありそうです。  たぶんポップミュージックの構成にしたほうがいいんじゃないかな。  A-A-B-C-A-B-C-C-間奏-D-C、的な。  しかしまあ、今からプロットを大きく変えるのも難しいし、とりあえずどっか入れられるところで終止形を入れてみようとは思っています。  構成を変えるのは難しいですが、コードを変えられるところはある。  結構先にはなりそうですが……。
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  • 6月14日

    一喜一憂しているヒマもない忙しさ&投稿開始一周年

     いやはや、6月に入ってからというもの本業と家庭の事情でバタバタしており、近況ノートの更新も滞っておりました。一喜一憂して自分自身をエンタメ化していくと言ったくせにこの体たらく。よく言われることですが、忄(心)を亡くすと書いて忙しいと読むわけで、忙しいと感情が麻痺してしまいますね……。  それでも週2回更新はしっかり続けているので、自分としては自分を褒めてあげたいところなのですが、まあそれは置いておきましょう。  さて、『男♂️だけどガールズバンドやる』の状況を語りますと、★評価はぼちぼち、同じペースでついているようです。PVを見る限り読み続けてくれている人はちゃんといると思うのですが、やはり★をくださる方は一握り。これはもちろん、「読み続ける面白さはあるが、まだ評価を付けるほどではない」という判断であり、本来的な「評価」という意味では妥当なのかもしれません。  ここまで67000文字ほど公開しましたが、話としてはまだ序盤の匂いを漂わせているので仕方ない。  ただやっぱり、読者の傾向というものもあるとは思うんですよね……。  しっかり読んで判断しようという読者が多い作品ほど、カクヨムでは(他サイトも概ね同じですが)不利になってしまう。その点、短編は評価が得られやすいですが、書籍化されるような作品を書こうと思ったら、長編で連載中から★を大量にもらってランキング上位に入らなくてはならない。  書籍化自体が目的ではありませんが、いやはや難しいですなぁ。  まあ書き手としては面白い作品を書くのと、ちょいちょい★くださいのお願いをするぐらいしかないですが、読者の方は(私の作品に限らず)面白い長編を見つけたら、途中でも★を送ってくださいませ……。   ちなみにランキングの方は上下を繰り返しながら100位前後をウロウロしているようです。  あまり一喜一憂しなくなったのは、この遷移にだんだん慣れてきたこともあるのかもしれません。  良くも悪くもこの題材でこの書き方だとこれぐらいの順位になるのか……という感触ですが、欲を言えばもっと上位に入りたいですよねぇ。どんどんキャラクターが可愛くなってきて、コミカライズされたい欲が高まってきているのです……!  だからといって作品の方向性を変えるつもりはないので、このまま話数とPVと★を積み重ねて、どこかでブレイクしてくれることを願うぐらいしかありませんが。  そんなわけでしばらく淡々と更新を続けていこうと思います。  作者は淡々と、作品の中身は熱く。  あ、そういえば!  6月9日をもちまして、私がカクヨムに投稿を開始してから一周年を迎えました。  当時は本当に、公募に出すのかWEBで発表するのかも何も決めずに書いた作品をただ貼り付けただけでしたが、こうして今も作品を発表できているのは、感想や★や♥など反応をくださった皆様方のおかげです。  改めまして、心から感謝いたします。  今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
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  • 5月27日

    10000PVに感謝しつつ、才能と技術について考える

     また遅れましたが今週の『男♂️だけどガールズバンドやる』一喜一憂です。  まずは「喜」ですが、ついに! 24話にして10000PVを突破しました!  1話あたりに換算すれば、なんと各417PV!  まあ実際には序盤ほどPVが多く最新話になると減っておりますが、どこかでガクッと離脱ということもなくなだらかに推移しているので、少しずつ読んでくれている方が多いのだろうと思っています。  本業の名前も出さずゼロから始めてこんなに読んでもらえるとは、いやはやありがたいことです。  まあこれだけ読んでいただけているのは「タップしたくなるタイトル」にできたからというのが最大の理由だと思いますが、「読み始めた方が読み続けてくれる面白さ」にも自信を持って良いのではないかと、勝手に思っています。  ちなみにXにも書きましたが、個人的には「タップしたくなる長文タイトル」には「偶然」と「行動」の2要素が必要だと思っています。一応それが機能したのかなと思いますが、まあランキング上位の方に比べれば全然なので、偉そうに語るほどではありませんね……。  ということでランキングの話をすると、これはやはり厳しい世界だなと痛感しますね。  先週末にかけて立て続けに10個ほど★をいただけまして、一度は100位以内に舞い戻りましたが、すぐに★は途絶えて再び落下。24話は賛否両論あるだろうなとは思ったのですが(そして応援コメントでは実際にそうだったのですが)、一日あたりに平均すると★が多くもらえたわけでもなく、ランキング的にも微風程度でした。  ではどうすべきなのか? と言っても、これ以上センセーショナルにしたところで効果はなさそうだし、そもそも今から作風を変えるのも違うと思いますし、何より自分が書きたいものと違ってしまっては意味がない。  もっと少ない話数でもっと★やPVが付いてランキング上位に入る作品はすごいなと感心するばかりですが、きっと大多数の読み専の方に訴求できるタイトルと内容なのでしょうね。正直、私には読んでもよく分からないものが多いですが(一部面白いものもある)、それがこの界隈で求められているものなのであれば仕方ない。小説の才能や技術というより、時代のニーズにジャストフィットする感性、時代に愛される資質が必要なのでしょう。  じつは『男♂️だけどガールズバンドやる』も完全にニッチを狙っているというわけではなく、自分なりに読者層を分析して、ある程度多数に訴求できるものにしているつもりなのですが、やはりニッチに寄っている部分は否めない。とはいえ私がカクヨムのど真ん中を狙ったところで絶対外すし、結局書きたくないものになってしまいそうだし、やっぱり「書きたい」と「読まれる」をある程度両立できそうなアイデアはこれぐらいだったんですよね……。  でもまあ、構想し始めたときは★100を目標にしていたので、いつの間にか自分の中で目標が上がりすぎていたのかもしれません。  冷静に考えれば、バンド小説なんてマイナージャンルで24話までで10000PVは立派ですよね、うん(自画自賛)。  でもまだ満足はしないぞ。  趣味が100%合う読者は少なくても、ある程度外れている部分を「引き寄せる」ことは技術でできると思うのです。  まずは今読んでくれている方にちゃんと楽しんでもらって、まだ★をくれていない方に★をもらう。  そうすれば読者も増えるはず。  ★1000を目指すのはやめません!
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  • 5月18日

    トップページの「注目」の抽選率に関する考察

     さてさて、まずは今週の『男♂️だけどガールズバンドやる』一喜一憂なのですが、ランキングの順位はかなり下がってしまいました。  金曜にはついに現代ドラマ週間100位以下に落ち、土曜には140位。本日126位まで戻ったものの、100位台が定着しそうな勢いです。  しかし、なぜ急に順位が下がり始めたのか? PVのグラフを見ていてあることに気づきました。  これまでは、★を頂けた翌日のPVが増加し、その結果作品フォローが増加し、また★を頂けるという好循環が成立していました。というか概ね連日★を頂けていたので、「貰えないと翌日のPVが急に減る」というかたちですが、いずれにしてもこれは、「更新1週間以内かつ前日に★を貰えた作品がトップページにランダムで表示される」という説を裏付けるものです。  しかし、投稿開始から1ヶ月が過ぎ、この流れが崩れました。  ★を頂けた翌日のPVが増えない。  正確には少しは増えているようですが、以前ほど跳ねない。  もちろんタイトルもキャッチコピーもあらすじも変えていませんし、急に作風が変わったわけでもありません。そもそも作風は読まないと分からないので、PVが減るのはそれ以前の問題です。  となると、考えられるのは一つ。  おそらく連載開始1ヶ月以内の作品は、トップページの「注目」に掲載される抽選率が高い。  以前に聞いた話では「連載開始1週間以内の作品」が優遇されるらしいということでしたが、正しくは1ヶ月、あるいは「1週間以内のブースト」と「1ヶ月以内のブースト」の両方が存在する。  あくまで仮説ですが。  いや~、厳しいですなぁ……。  1ヶ月以内にランキング上位に入れないと厳しい戦いになるってことですなぁ……。  とはいえまあ、これはある程度仕方ないことではあるのでしょう。  新作を優遇しないことには新作が発表されなくなるし、短編が全部埋もれてしまう。  もちろん今のランキングシステムが最高か? といえばそうではない気もしますが、新作の優遇にはある程度の妥当性があると思います。それによって自分の作品もたくさんの方に知っていただけたわけですし。  まあ、それを知ったところであまり対策もできない気はしますが、これから長編を発表する方は覚えておくと良いかもしれません。あくまで仮説ですが、そういうものだと思ったほうが心穏やかになれる。  ちなみに「更新1週間以内かつ前日に★を貰えた作品がトップページにランダムで表示される」というのも1週間ずっと同じではなくて、更新後の時間(日数?)経過によって抽選率が減っていく気がします。参考までに……。  で、じゃあこれからどうするかという話ですが、まあ特に変わりません。  更新頻度を増やすのも減らすのもあまりメリットはなさそうですし、強いて言えば「★が貰えているときは朝更新、貰えていないときは夜更新」ぐらいですかね。「注目」は1日続くので朝のほうが有利、「新着」は1時間しか続かないので夜のほうが有利。なんじゃないかと思いますが、このへんはよく分かりません。  ただなんとなく、この作品はまだここから再浮上するに違いないという謎の自信があります。  温かいコメントやレビューも頂いておりますし、最新話まで追ってくれている方が100人以上はいますし、少しずつ追ってきてくれている方もいます。  その方たちがきっとどこかで★をくれるに違いありません。  完結まで★を貰えないと現状のランキングシステムでは厳しいですが、まだ公開分が50000文字も行ってないし、この程度でランキング上位に行ってしまっても、むしろおかしな話です。  勝負は10万文字超えてからですわ。  というわけで抽選率がどうであろうと地道に続けていきます。  応援してくれている皆様がいることが何よりの支えです。
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  • 5月13日

    ★は増えるがランクは沈む(オザケン風)

     一週間のご無沙汰でした。今週の『男♂️だけどガールズバンドやる』一喜一憂コーナーです。  まあランキングはずるずると順位が下がってきていますね……。  今朝は1ランクだけ上がりましたが、現代ドラマ週間70位台をウロウロしています。  ★は昨日を除いて毎日頂けていたのですが、先週3日間★を頂けなかった日があるのが響いているようです。  ★100を超えて読者が増えたのか? というのも微妙なところ。  平均PVはあまり変わらないような。  一説によると★500を超えると人気作品だから読むという人が増えるようですが、★100ではそんなに違いはないかもしれません。  ★の増え方も変わらないような。  最新話まで読んだ人が★をくれる率は上がったけれど、話数が増えてきて一気読みで最新話までたどり着くのが難しくなってきたため、相殺されて差し引きゼロ、みたいな?  とはいえ少しずつでも★は増えているので、このまま続ければいつか★500ぐらい行ってくれるんじゃないかと期待。500まで行けば1000もすぐ!(楽観論)  ちなみにエンディングまでの大まかなプロットはあるのですが、1話単位で細かくプロットを切っているわけではないので、何話になるのかは分かりません。漠然と100話ぐらいを想定していますが、大きく変わるかもしれません。予定されたラストシーンまで書いたらすんなり完結するか、それともシーズン2として続けるか、そのへんはまだなんとも言えませんね。  作品フォローも同じペースで増えている気がします。  やはりトップページの「注目」からの流入だと思いますので、タイトルの付け方はまあまあ成功したのかな、と思っています。ホントそれぐらいしかアピールできる場所ないですからね……。  一方で上には上がたくさんいるので、もう少し一般ウケを狙いたい気もしつつ、ニッチを捨てたらコアな人が読んでくれなくなりそうなので、難しいところです。  最後になりましたが応援してくれている皆様、本文付きレビューをくださった方々、本当にありがとうございます!  やっぱり文字で良いところを書いてもらえるととても嬉しいです!  褒めて褒めて! 褒められるのしゅきしゅき!  これからもご期待に添えるよう精進していきます!
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  • 5月6日

    なんでそんなに★が欲しいのか(今週の一喜一憂)

     毎週日曜に活動報告という名の一喜一憂をしていこうと思っていたのですが、気づけば火曜です。まあGWなんで、実質今日まで週末と言うことで……。  いやはや、先週の『男♂️だけどガールズバンドやる』も一喜一憂でした。  Xでも毎日鬱陶しくない? という気もしつつ、それが投稿のネタになってそこからまた読んでいただけることもあると思うので、しばらくは続けていきたいと思います。  ちょっとメモしておいたのでまとめると、 4/28(月) ↓50位 ★78 4/29(火) →50位 ★81 16話公開 4/30(水) ↓53位 ★83 5/01(木) ↑49位 ★86 5/02(金) ↓53位 ★86 17話公開 5/03(土) ↓60位 ★86 5/04(日) ↑58位 ★91 18話公開 5/05(月) ↑55位 ★94  こんな感じで上がったり下がったり。  ランキングが下降トレンドなのは想定していたので途中で上がったのはむしろラッキーなぐらいですが、★を頂けない日が続くと焦りますね。  ★を頂けないと次の日の「注目」にも入りませんから新規の読者さんも来なくなり、新たな★も頂けなくなり、また読者さんを獲得できない……という悪循環です。  去年の自分はむしろそれが当たり前、★を頂けるほうが珍しかったのですが、今回は本気で読まれるための挑戦をしているので、★は毎日欲しいです! 毎日ください! という気持ちでいます。  特に5/3は結構焦りました。週2更新で行く予定だったのですが、このままGWで全く読者さんが増えないのは嫌だ……と、4日に前倒しで更新を行い、なんとか★を頂けて、5日のPVは減少でしたが今日は多くの方に読んでいただくことができました。やっぱり雨のほうが読者さんが増えるのかしら?  そしてそして……今日はついに、20話を目前にして★100に到達することができました!  もちろん今のカクヨムで★の数やランキングが面白さの指標ではないことは分かっています。  主観ですが、★4桁の作品より★1桁の作品のほうが面白いことはザラにある。  それなのになんでそんなに★が欲しいのか? とも思いましたが、やはり嬉しいものは嬉しい。  少なくともそれだけの数の方が「ここまでは面白い、応援したい」と思ってくれたわけで、自分自身でも「これ面白れェ!!」と思っていた気持ちを多くの方に共感して頂けたのが嬉しいんですよね。  しかし★100の大台に乗ることができたのはやはり私の力だけではなく、皆様の応援のおかげです。  改めまして、応援してくださった皆様に感謝です。本当にありがとうございます。  ですが! この作品はまだまだ止まりません!  むしろここからが本番!  次の目標は★1000です!(言っちゃった……)  いやはや、できるのか!?  ただ、★の増え方は一次関数ではなく幾何級数的なようなので……。  ★100になったことで、「★100未満は読まない」という人が読んでくれるようになるはず……。  そして「書きたいものを書いて★1000」という目標を達成したい……!  遠い目標ではありますが、引き続き応援していただけますと幸いです。
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  • 5月4日

    【表紙画像】『サマーナイト・レポート』ライト文芸大賞エントリー中

     昨年、私が初めてカクヨムで公開した小説が『サマーナイト・レポート』です。  特にWEBで発表しようとして書いたわけでもなく、どこかの公募に出すと決めていたわけでもなく、ただひたすらに自分と向き合った作品でした。  結局条件に合う公募もなさそうだし、カクヨムにでも投稿してみるか……ということで投稿したわけですが、いろいろな方の作品を読んでみて、良くも悪くも紙の本との文化の違いに驚かされました。   カクヨムの仕組みも分かっておらず、紙の小説の書き方で書かれたこの作品、当然ながらランキング上位に入るようなものではありませんでしたが、おかげさまで一部の方からは非常に熱量の高い感想をいただき、私としては書いて良かったと思っていますし、一方でまだまだ充分な評価を得ていないとも思っています。  もちろん読者を選ぶ作品ではありますが、少ないPVの中で結構な数の読者の方に熱い感想をいただけたということは、売り方次第ではそれなりの商品にもなり得るのではないか。そう思っています。  ということでダメ元ですがこのたび、アルファポリスさんの「第8回ライト文芸大賞」に応募してみました。  まあ、賞は取れないでしょう。  謙遜ではなく、客観的な分析です。  去年同じアルファポリスさんの「青春ボカロカップ」にも応募して箸にも棒にもかかりませんでしたし、なんか読者投票(読んでなくても投票できる)とかもありますし、おそらくアルファポリスさんが「ライト文芸」として売りたいものとも違う。  偏見かもしれませんが、きっとライト文芸はもっと爽やかでキラキラしたヤツじゃないとダメなんじゃないかな。性的な葛藤とか、15年越しの後悔とかあっちゃダメ。  ただまあ、応募条件も合ってたし誰かに届いたらいいな、と。  あとなんか、『男♂️だけどガールズバンドやる』のキャラをVRoidで作ったことに味を占めて『サマーナイト・レポート』の表紙も作ったらできてしまったので、アルファポリスの表紙に設定したらちょっとは読まれないかな……とか。 (行動原理が『男ガル』のひずみんと同じですが……)  それにしてもアルファポリスで読まれる方法は相変わらずサッパリ分かりません。カクヨムは少し分かってきた気がするんですけどね。まあ、カクヨムでもアルファポリスでも一度埋もれたものは浮上しない仕組みだとは思いますので、あまりあれこれせず置いおくだけという感じで、基本はいま書いているものに注力する方針です。  ただ、やっぱり多くの方に読んでほしいんですよね。合わない人には合わない。でも、1話を見て「好きかも」と思った人には楽しんでもらえるんじゃないかと。 『サマーナイト・レポート』をまだお読みでない方で、ここまで読んで少し興味が湧いたという方。良かったら1話だけ読んでみませんか? 概要だけでも。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/491513676/633898218  もちろんカクヨムから読んでいただいてもそれはそれで嬉しいです。各話にコメント書けますし。ちなみにサブタイトルも今回の応募に合わせて調整しました。サブタイトルというか、タイトル欄にあらすじを書いてるだけですけれど。  またカクヨム版を読んでくださった方、アルファポリスに投票だけでもしていただけると嬉しいです。ランキングが上がれば誰かに読んでもらえるかもしれませんし……。  ということで表紙も貼っておきます。  衣装はじゅりこにゃん様のシンプルロリィタブラウス(https://booth.pm/ja/items/3333828)を使用させていただきました。  タイトルフォントは851ゴチカクット(https://pm85122.onamae.jp/851Gkktt.html)、キャッチコピーはコーポレート・ロゴ(https://logotype.jp/corporate-logo-font-dl.html)を使用させていただいています。  著者名はえいとらさん(@eitora04)さんに描いていただきました。
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  • 4月27日

    現代ドラマ週間27位、そこで壁にぶち当たる

     先週書いた通り、一喜一憂しつつ活動報告していきます。  まず先週木曜までは好調でした。  一旦現代ドラマ週間45位まで下がった『男♂️だけどガールズバンドやる』ですが、その後じわじわと上昇し、金曜には過去最高となる27位に!  なんとか読まれるタイトルにできたか? とほくそ笑んでおりましたが、そこで壁にぶつかりました。  毎日1個以上は付いていた★がストップし、土曜はランクダウン。  土曜には★をいただけたものの、やはり前日の★がないと作品フォロワーが増えず、日曜もダウン。  現在35位という状況になっております。  いやはや、ランキング上位常連の★1000とか付いているような人気作はどうやって上がっていくんでしょうねぇ?  最初から上がり続けていくのか、アップダウンを繰り返しながら次第に上がっていくのか、何かのきっかけで一気に跳ねるのか。  そういうのレポートしている方、いないのかしら?  かしらかしら?(児童文学好きだったので自問するときは「かしら?」です)  どこかにいるのかもしれませんが探すのも大変そうだし、ひとまず自分でこうして記録を付けてみます。  これでもし『男♂️だけどガールズバンドやる』が★1000とか行けばおそらく貴重な(?)記録になりますし、このまま沈んでいっても反面教師にはなれるかもしれません。  とりあえずこれまで分かったこととしては、 ・「注目」に入ることが大事  一部のランキング上位作品を除き、前日に★が付いてランダムで「注目」に入ることが読み専の方のメイン導線なので、★を貰えばさらに読まれるし、貰えなければさらに読まれなくなる。  ちなみに皆さんご存じかもしれませんが、最終更新から1週間過ぎると「注目」には入らないらしい。  このへんの仕組みについてもまあ思うことはありますが割愛します。 ・「注目」には概要(あらすじ)は表示されない  なのでタイトルにあらすじを書くしかない。  短いタイトルで読ませることができればカッコいいですが、私には難しい……。   この仕組みにも思うことはありますが……。 ・フォローされるだけでもランキングは上がる  後で読むつもりなのか、♥は押さない主義なのか、フォローだけする人が結構いる。  読まれなくてもタイトルで気を引いてフォローされればランキングは上がる。  えっ……。いいんですか……?  この仕組みにも(以下略)。 ・現代ドラマは比較的少ない★やPVでもランキングが上がる  実体験としてラブコメに比べて圧倒的に上がりやすい。  たぶん異世界はラブコメよりもっとキツいんでしょうね。  現代ドラマ好きとしては、これは朗報といえば朗報。  ジャンルの人気がないと言ってしまえばそれまでですが、ある意味狙い目じゃないですか?  現代ドラマ好きの皆さん、現代ドラマを盛り上げて行きましょう~!  ・週間30位程度ではランキングから読んでくれる人はあまりいない  「注目」がランダムで強制的に見せられるのに対し、ランキングはトップ10ぐらいしか見ない人が多いのでしょう。  ……こんなところですかね(間違っていたら教えていただけると嬉しいです)。  さて『男♂️だけどガールズバンドやる』ですが、ひとまずタイトルでそれなりのインパクトは出せたのか、「注目」経由で(自分的には)結構フォローされたし読んでもらえている気がします。  とはいえ、もっと読まれている人はそこでもっと読まれているんでしょうね。  2週間強でフォロー118人、★75個のペースがどんなものなのかよく分かりませんが……。  やっぱりちょっと題材もタイトルもニッチ過ぎたか? という気もしつつ、ニッチだからこそ一部の人に響いた部分もあるとは思うので、このへんは本当に難しいと思います。  もっとランキング、★、あと話数も増えてくればそこから読んでもらえるサイクルに乗れるんでしょうけれど、そこに乗るのが難しいですね……。  今後どうなっていくのかも予想がつきません。  とはいえ書くべきことは見えているので、しばらくはストックを放出しつつ、地道に続きを書いていきます。  当面は下降トレンドに入るかもしれませんが、19話ぐらいに熱い盛り上がり、23話ぐらいにヘキな盛り上がりがあるので、そのへんで一気読みしてくれた方がまた盛り上げてくれないだろうか……。  全話盛り上がりMAXなのが理想かもしれませんが、展開的に上るところと沈むところはどうしてもあるからな……(別に言うほど沈みもしていないけれど)。  あと、ちょっと思っているのは、今のところ本文付きレビューを書いてくれた方がいないので、ランキングでもキャッチコピーが1個しかないのが寂しいです。本文は短くても良いので誰か書いてくれませんか?  私の感覚としては、レビューって完結してから書くもんじゃないの? という気もするのですが、どうもカクヨムの文化ではそうではないので、全てにおいて紙の本の意識では生きていけないようです。    なので私も最近、完結していない作品にレビューを書き始めました。  あ、書いてくれたら書き返すという話ではないので、そこは誤解なきようにお願いします。  ルールを守って楽しく創作していきましょう!
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  • 4月27日

    【画像】『男♂️だけどガールズバンドやる』キャラ紹介④ 伊奈川咲良《いながわ・さくら》♀️

    ドラム担当の新人声優。 小学生のときにドラム教室に通い始め、中学で一度やめたものの、高校の文化祭バンドで再開。今は声優としてのキャラ付けとして「叩いてみた」動画をYouTubeに投稿している。 アニメも好きで、大学入学とともに声優養成所に通い始め、在学中に声優デビュー。そのまま就職せず専業になるが、それだけでは食っていけずコールセンターでバイトしている。 長身だが物腰は柔らかく、メンバー唯一の癒し系である。 眼鏡はなくても生活できるが、キャラ付けとして掛けている。ドラムを叩くときは外す。 長尾夏海曰わく、眼鏡を外すと獣になるタイプ。         ♪ 他のメンバーと比べてかなり「普通」なんですが、この作品がリアリティを大事にしているのは伝わるかなぁ? まあ男がガールズバンドにスカウトされる時点である意味ファンタジーなんですが、その嘘を成立させるために周囲をリアリティで固めていくスタイルです。
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  • 4月21日

    【ファンアート】鵜飼由茉センパイのファンアート+ヒミツその①

     朝は時間がなかったので貼れませんでしたが、鵜飼由茉センパイのファンアートです!  同じく、「りょう」さん(https://x.com/macqueen7777)からいただきました!  躍動感があってカッコいい~~~!!  迫力の歌声が聞こえてくるようです!  ここで鵜飼由茉センパイのヒミツその①  センパイと呼ばれているが主人公より年下の19歳。  事務所では下っ端なのでセンパイと呼ばれると嬉しくなってしまう。  (ファッションは地雷系なのにチョロい)  いや、本編を読めば別にヒミツでもないですね。  とはいえ、ヒミツの多い女なので、今後もいろんなヒミツが出てきます。  ちなみに伊奈川さんだけまだ設定を公開していないのですが、最近プロモーション活動(笑)ばかりしていて続きがなかなか書けてないので、ちょっと自重してます。一応、VRoid Studioのモデルはあるんですけどね。もうちょっと小説を書き進めてから……。  良かったら本編も読んでいただけると嬉しいです~! https://kakuyomu.jp/works/16818622171603119915
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  • 4月20日

    【ファンアート】ひずみんのファンアートいただきました!

     というわけで画像ポストです。  説明は不要、見てください! 可愛いですよね~!  書いてくれたのはXユーザーの「りょう」さん(https://x.com/macqueen7777)。  以前から『ガールズバンドクライ』のイラストなど書かれていた方で、普通のイラストだけでなくネタ画像も面白くて楽しませていただいていたので、描いていただけてめっちゃ嬉しいです~!  鵜飼由茉も描いていただいたのですが、また後ほど……。
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  • 4月20日

    【画像あり】自分自身をエンタメ化する

     私自身はアイドルよりバンドのほうが好きですが、聞くところによるとアイドルって売れても売れなくても、その状況を受けて彼女たち自身が一喜一憂する、それ自体がエンタメになっているらしいです。まあ人が喜んでいるのを見るのは楽しい。悲しんだり悔しがったりしているのも、それが推しであれば一緒になって心を揺さぶられて、ある意味ではエンタメなのかもしれない。  私もシナリオは仕事で書いていますが、小説に関しては地下アイドルならぬ地下小説家なので、彼女たちを見習ってランキングのアップダウンに一喜一憂していきたい昨今です。  まあ私は小説の価値はランキングでは決まらないと思っていますが、今回は「カクヨムの読者にちゃんと読まれる」ということを一つの目標に据えたので、どうせなら一喜一憂して楽しみましょ、という。  そんなわけで『男♂️だけどガールズバンドやる』ですが、現代ドラマ週間ランキング50→38→40→37→41と推移しまして、その模様をXでも発信してきました。いやはや、応援してくれた皆様には本当に感謝です! ありがとうございます!  しかしなかなか上位の壁は厚いですね。自分の感覚としてはPVも★も増えているのに、40位付近から上がれない。タイトルやキャッチコピーで読ませることができればもっと行けるのかもしれませんが、スタートダッシュでこれ以上は厳しい気がしてきました。  短編(タイトルも短い)でもっと上位にいる方々は凄いな、とも思いつつ、たぶん短編と長編では取るべき戦略が違う。一方で、話数でPVを稼ぐよりやはり★なのかという気もして、改めて長期戦に切り替えようと思います。  おそらく一時的にランキングは落ち込みますが、現代ドラマは3人ぐらい一気に★をくれれば100位以内には入れそうなので、どこかのタイミングでまた浮上するだろう……と自分に言い聞かせながらしばらく地道に更新してみます。  とはいえ、13話まで一気に更新してみて、得たものもありました。  作品の★もフォロワーも増えましたし、なんとファンアートまでいただいてしまいました!  それを公開……と言いたいところですが自分語りが長くなってしまったので後で別のポストを作ります。  でもとりあえず表紙風画像にしたやつだけ先行公開!  推薦文は『りんこにあったちょっと怖い話』の更科りんこ先生(https://kakuyomu.jp/users/corincorinco)に書いていただきました!  著者名のカリグラフィはえいとらさん(美少女)(https://kakuyomu.jp/users/nagatora)です!  皆様ありがとうございます!  感謝の気持を作品に変えていくぜ~!!
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  • 4月17日

    【画像】『男♂️だけどガールズバンドやる』キャラ紹介③ 長尾夏海《ながお・なつみ》♀️

    ベース担当。 以前は少し人気があったが最近は役が減り、落ち目だと思われている27歳の女性声優。 過激な自撮りをSNSで公開しているが、“あたシコ声優”と揶揄されるばかりで大きな人気にはつながっていない。 それでも彼女はもう一度人気声優として返り咲くため、今日も自撮りに余念がない。 専門学校時代に組んだバンドをずっと続けていたため、ベースの腕はかなりのもの。指でもピックでもいける。 年下の女の子にスキンシップが激しいのが欠点。 (衣装) デニムジャケット×パーカー(KoYoMi Works) https://koyomiworks.booth.pm/items/2738430 あたシコ声優とか書くと眉をひそめる人もいると思いますが、この小説は売れない声優たちが本気でバンドをやり成功を目指す、Over20の青春ドラマでもあります。 目的のために使える武器はすべて使う。 主人公の女装も含め、綺麗事ではなく夢を追っている人々を描いています。
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  • 4月16日

    【画像】『男♂️だけどガールズバンドやる』キャラ紹介② 鵜飼由茉《うかい・ゆま》♀️

    地雷系っぽいファッションが好きな、サイドギター&ボーカル担当。 高校在学中に声優デビューを果たし、大学に行かずにバイトしながら小さな役で食いつないでいる。 声優としてのキャリアは浅いが、以前に子役をやっていたため演技はプライドがあり、VTuberを声優として起用することについては否定的。 実は腐女子であり、さらに男の娘が好きというニッチな趣味の持ち主。 (衣装) 丸襟ジャンスカ重ね着風ワンピース(ゆめてんぼう) https://dearmylove.booth.pm/items/3692528
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  • 4月15日

    【画像】『男♂️だけどガールズバンドやる』キャラ紹介① 歪野ぺだる《ひずみの・ぺだる》♂️

    ガールズバンドアニメに憧れ、中学時代からイラストを描き、高校でギターを始める。 一浪して入った大学の軽音サークルでバンドを組むも、男ボーカルが連れてきた女ギタリストのせいでバンドを追放される。 部屋に籠もりLive2Dで自分の絵を動かして遊んでいたところ、可愛いアバターができてしまったのでバ美肉VTuberになる。 底辺だったがプチバズの結果、メジャーデビュー予定の声優バンドにスカウトされ、女装することに。 (衣装) 大きめ丸襟はしごレースロリータワンピース(ゆめてんぼう)https://dearmylove.booth.pm/items/3820975
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  • 4月15日

    攻勢に転じます

     応援してくれた皆様のおかげで、『男♂️だけどガールズバンドやる』が週間ランキング50位以内に入ることができました!  しかしストックが尽きるのが不安で更新ペースを落としたところ、ランク上昇も止まってしまいました。  私としては50位以内も快挙なのですが、この作品のポテンシャルはもっともっと高いと思っています。  最も読まれたのが4/12の225PV。  そこで更新ペースを週2回ペースにすることにして更新を止めたところ、右肩下がりに落ちてきています。  以降も★はいただけて順位は上がっていたのですが、さすがに15日で止まりました。  ここでどうするのが正解ムーブなのか?  もともとは長期戦のつもりで週2ペースで行くつもりでしたが、18日までにPVを上げれば、ワンチャン週間のPVでもう少しランキングを上げられる可能性もある。  20位ぐらいに入ればランキングからの読者流入もあるはずなので、さらに上を目指せる。  恐らくここが分水嶺。  ここで打ち上がるか、長い低空飛行に入るか。  こうなったら勝負に出るしかありません。  土曜までストックを削って朝晩更新に戻します。  減ったぶんは頑張って書く!  ここを読まれている方で本編をまだ読まれていない方、ぜひ読んでください!  ガールズバンド、男の娘、ロック、現代ドラマ、チュエーションコメディなどお好きな方にはきっと楽しんでいただけるはず!  面白かったので応援してやるという方は、★やレビューコメントもお願いします。  私自身、完結していない作品をレビューするのにはやや抵抗があるのですが、カクヨムでは仕組み上、そうしないと長編は勝負にならないという事実があります。  ここに関しては私も考えを改めなくてはならないと思っています。    もちろんあくまで「面白かったら」です。  そこは絶対のルールですので。  なのでお返しできることはありませんが、もしこれで伸びたら、自分なりに伸びる方法を理論化してまとめたいとは思っています。  自分が読まれたいというのは、もちろんめっちゃある。  でも一方で、「読まれるためにテンプレを書く」という状況に一石を投じたい。  好きなものを書いて読まれる方法を確立したい。  もちろん誰でもできることではないと思いますが、一応そういう挑戦でもあります。  こちらからお読みください。 https://kakuyomu.jp/works/16818622171603119915
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  • 4月13日

    【表紙画像】デザインセンスがあまりにも90年代

     皆さんはVRoid Studioって知ってますか?  ゲームのアバターを作る感覚でお手軽に3Dのキャラが作れる神ツールなんです!  詳しいことは検索してもらえれば分かりますが、これでキャラデザしたら自分の中でキャラのイメージも固まるし、宣伝にもなるんじゃないか? ということで『男♂️だけどガールズバンドやる』の主人公、歪野ぺだるちゃんの画像を作ってみました。  服は夢展望さんのBoothで買いました。  夢展望さんは実際の地雷服とか作られているブランドなのですが、Boothでアバター用の服も売っているという。こういう試みは素晴らしいですね~! https://dearmylove.booth.pm/  さらにタイトルロゴも作ったらラノベの表紙風画像が作れないか? と思ってロゴも作りました。  まあ半ばネタでアホっぽいロゴ作ったら面白いな~と思ってやっていたんですが、こうして実際に表紙風画像を作ってみると、思った以上にデザインセンスが90年代……。ま、それはそれで面白いからいいか……と思ったのでここでも公開します。  ちなみに楽器の素材はイラストACからヴィニーバニーさんの素材を使用させていただきました!  作中でキャラが使っている楽器とは違うのですが、楽器への愛とこだわりが感じられて素敵です✨️ https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=24041574  名前の部分はえいとらさん( https://kakuyomu.jp/users/nagatora )がXでやっていた「お名前描きます」という企画で描いていただいたものです。うおお、オシャレ~っ!  実は縦書き版もいただいたのですが、私のセンスでは上手くレイアウトできなかったので、また別の機会に使わせていただきます……。  というわけで楽器の絵と名前の部分はオシャレです。  全体のデザインセンスとしてはアレですが、ぺだるちゃんも可愛いでしょ? ね?(親バカ)  まあ自由に想像して楽しむのも小説ならではの楽しみ方なのですが、こんな感じの可愛い男の娘をイメージしながら読んでもらえると幸いです。  ちなみに、『男♂️だけどガールズバンドやる』の週間ランキングは現在46位。  本当に、読んでくれている方、★をくださった方、Xでのいいねやリポストなど、応援してくれている皆様のおかげです。深く感謝……!  ランキング=作品の価値ではないと思いますが、これで読んでくれる人が増えたらめっちゃ嬉しいです!
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  • 4月12日

    ドン引きしてませんか? 大丈夫そ?

     さてさて、そんなわけで先週木曜から新作の連載を開始していますが、大丈夫ですか? 皆さんドン引きしてませんか?  私をフォローしてくれた方は今のところ『サマーナイト・レポート』や『AI絵師』からの方が多いと思いますので、タイトルも文体もずいぶん変わったな……と思われてますよね、きっと。  でもまあこれはこれで自分っぽいというか、本業ではこういうテイストに近いものも結構書いているので、どっちが自分というわけでもなく、どっちも自分なんですよね。  ただ一方で、「男の娘」はニッチ過ぎて商業ではやりにくい。「ガールズバンドもの」は最近人気ですが、メディアミックス前提じゃないとゲームでは難しい。そもそも一介のシナリオライターが企画の根幹を決めることもできないし、会社員としては与えられた題材でやるしかないので、そういう意味でも「本業ではできない、本当に書きたいものを書く」という小説を書くときに決めた目的は果たしているわけです。  とはいえそれがこれまでの読者の方に受け入れられるかどうかは別問題なので、ドン引きされたらまあ仕方ないですね……。でも中身は(性癖が溢れ出しつつも)ちゃんとエンタメしているはずなので、笑ってお付き合いいただけましたら幸いです。  それにしても、そのあたりのバランスはホント難しいですね……。  タイトルにしても、『男♂️だけどガールズバンドやる』だけでインパクトあるからいいか? とも思ったのですが、やっぱりもう少し説明してあげたほうが読まれるのかなぁ……と説明的なサブタイトルを付けてみたり。それも最初は「女性声優とバンドやることになった」だったのを「男の娘好きな腐女子声優と」にしてみたり。そのほうがより具体的なイメージが湧くと思うのですが、腐女子を好きじゃない人もいるんじゃないかと心配になったり。  内容的にも5~6話あたりはしっかりバンド小説していると思うのですが、読み専の方にはもっと軽いほうがウケるんじゃないかと思ったり、いやいや、タイトルが長い小説でもウケてるものはちゃんとエンタメなんじゃないか? と思ったり。  まあ結局最後は「自分自身がどっちを良いと思うか?」ということになる気はします。  それで読まれなければ、自分のセンスがWEB小説には向いていないというだけのこと。  迷って、選んで、突き進むしかない。  ひとまずアニメで言えばアバンタイトル~OP曲が終わってCMに入る前ぐらいまで公開したので、ここでCM……ではなく、ここからは週2回更新でやっていこうかと思います。  ストックが尽きないように書き溜めていかなくては……。  すでに読んでくださっている方、応援してくださっている方、ありがとうございます。  そしてこれを読んでくださっている皆様も、1話だけでも覗いてみていただけると幸いです。  何卒よろしくお願いいたします。  あ、表紙風画像も作ったのでまた今度貼りますね。  Xでは公開済ですけどその話を始めるとまた長くなるので……。
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  • 4月3日

    誰かの救いとなる小説

     またまたご無沙汰しておりました。  一応、長編をちまちまと書き進めたり、フォローさせていただいている皆様の作品をちょっとずつ読んだり、たま~にレビューを書いたり、Xで心にうつりゆくよしなしごとをしたためたりはしておりました。  なんかアレなんですよ、Xに書くのと違ってここに書くのは気合が要る。  短いことを書いてもいいはずだし、そうされている方も見かけますが、文字数制限がないから長く書かなくてはいけない気がしてしまう。というか、しっかり起承転結がある文章を書かなくてはいけない気がしてしまう。あと作品を発表できていないのに近況ノートばかり書くのもなぁ、という負い目もある。  レビューのお礼もXで書いたほうが、カクヨムのフォロワーさんしか見ないここで書くより書いてくれた人の宣伝にもなるし……と思ってそうしていたんですが、どうなんでしょうね。X民の方は140文字以上ある文章をなかなか読んでくれないから、どっちみち効果は薄いかも……? 最近は自作もXで宣伝するより単にタイトルを長くしたほうが良い気がしてきました。  厳密には読まれる長いタイトルには法則性がある気もしますが、『高校生の恋愛が必修化されたので悪友っぽい理系女子と付き合ってみた』を発表した感触としては、タイトルさえ長くすればカクヨムの読み専の方は読んでくれる……という印象です。もちろん連載中に誰かが最初の★を付けてくれないことには読み専の方の目に入ることもほぼないので、応援してくれた皆様には本当に感謝しております。私もできるだけ連載中に★を付けたい……!(もちろんあくまで「面白かったら」ですが)  まあ知れば知るほどに★の数やランキングというのは小説の評価ではなく、マーケティングができているかの指標なのだと分かってきましたが、★が増えれば読んでくれる方も増えるので、タイトルも書き方も、できるだけ★を増やす努力はしようというのが今のスタンスです。  ここで最初に発表した『サマーナイト・レポート』はそういう戦略とか何も考えずに書いたのですが、それを機にいろいろ読んだ結果、「ちゃんと研究すれば自分の書きたいものとカクヨムで読まれるものを両立できるのではないか?」と思うようになり、前回ぐらいからその実験をしているというのもあります。  ただやっぱり、実験だけでは動機が弱いんですよ。  読んでもらったその先に何があるのか?  それを考えないと良い作品は書けない気がします。  そこでこの近況ノートのタイトルに戻るわけです。  私は物語に救われてきた人間なので、誰かの救いとなるような小説を書きたい。  これは私がシナリオで喰っていけているという恵まれた立場にいるから言えることですが、正直言って小説家になろうとは思わない。書籍化できたらもちろん嬉しいし、定年後の年金の足しにならないかという欲もありますが、小説を本業にしたら絶対に今より生活が厳しくなると思うので、それを目的にはしていません。  ですので、まずは読まれること。  そして、読んでくれた方が少しでも笑ってくれて心が楽になったり、願わくば生きる力になるような、そんな小説を書くことを目標として活動を続けていきます。  書きかけの長編は欧米式三幕構成で言うところのセットアップの部分が推敲まで終わりましたので、4月10日から連載を開始する予定です。  発表されたら「誰かの救いとなるような小説」がこれかよ? と思われそうなタイトルですが、まあ笑ってやってください。  Xの方でもちょっと書きましたが、やっぱり読まれるためにはできるだけ性癖をオープンにしたほうがいいな……という感触もあって、手札をフルオープンにしてやっていきますよ。もちろん今までの作品にも結構入っているんですが、もっと分かりやすいかたちで出していく。  そう思って書いていたんですが、中盤からだんだんマニアックになってきて、逆に読まれないか不安になってきました……ということをXに書いたら珍しく200もいいねをいただけたので、背中を押されて突き進みます。  良かったらお読みいただけると幸いです。4月10日からです!
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  • 2025年1月18日

    レビューを書くのって難しいですよね……!(感謝)

     皆さんこんばんは。瀬谷酔鶉(せや・すいじゅん)です。  未だにこのペンネームを単語登録しておらず、いちいち酔った鶉(うずら)と書いてから「った」を消しています……。  それはさておき、お礼です。  まず、本日完結した『高校生の恋愛が必修化されたので悪友っぽい理系女子と付き合ってみた』にたくさん(当社比)の応援の❤、コメント、作品フォロー、★やレビューなどいただいております。ありがとうございます。  相変わらずの「当社比」なのでランキング上位の方には笑われてしまうかもしれませんが、私にとっては一つひとつが宝物。真面目に少子化対策を考える部分もありつつ、ラブコメとしての二人の距離感やラストシーンをご評価いただけており、とても嬉しいです!  特にレビューを書いてくださった更科りんこさん、滝川朗さん、ありがとうございました!  未読の方はぜひご参考に……! https://kakuyomu.jp/works/16818093091984802191  そして今週は『サマーナイト・レポート~彼女と二人、海までの60km~』(サブタイトル付けてみました)にもレビューを4件もいただいております!  レビューを通して新たに読み始めてくださった方もいて、ありがたい限りです。  深海くじらさん、陸前フサグさん、デリカテッセン38さん、広沢長政さん、ありがとうございます!  こちらもまだの方はレビューだけでもお読みください! https://kakuyomu.jp/works/16818093078895515594  さらにさらに、『AI絵師』はなんと★が100を超えました。  こちらも新たに深海くじらさんにレビューをいただいており、重ねて感謝感謝です! https://kakuyomu.jp/works/16818093083998034987  レビューを書いてくださった皆様もそれぞれ素敵な作品、凄い作品を書かれていて、ゆっくり読ませていただいています。いろいろな作品をフォローしすぎていてスローペースではありますが、また読みに行きますね!  ちなみに私も気に入った作品はできるだけレビューを書くようにしたいと思っているのですが、最近なかなか書けていません。  自分の中でレビューと言うと映画レビューや書評のようなイメージがあって、しっかり分析しなくてはいけないような気がしていたのですが、そうするとなかなか書けないので、もっと気軽に書いたほうが良いのではないか……などとも思いつつ、これまでの方針を変えるのもなかなか踏ん切りがつきません。  いやはや、レビューって難しいですね……。それを乗り越えて書いてくださる方には本当に感謝しかありません。  まあ4ヶ月ぶりの新作(短編ですが)も出せたので、来週あたりは少し読む方に力を入れたり、レビューのことも考えようかなと思っております。  ただ、私はやっぱりレビューって、「客観的に見て良いと思う」ではなく、「どストライクで超好み!」と趣味を直撃されたものじゃないと書けそうにありません。熱量がないとレビューを見る方も分かっちゃいそうですし、どんなに優れた作品であっても、自分自身にぶっ刺さるかはまた別ですからね……。ですのでレビューをいただいたら返すとはお約束できませんので、そこは何卒ご了承ください。  ということで、今週はこれにて。  書く方もスローペースですが、遠からず長編の執筆も再開しようと思っていますので、また忘れた頃に発表させていただければと思います。
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  • 2025年1月13日

    ラブコメ新作、短期集中連載開始!

     4ヶ月ぶりの新作です。 『高校生の恋愛が必修化されたので悪友っぽい理系女子と付き合ってみた』 https://kakuyomu.jp/works/16818093091984802191  うーんタイトルが長い(当社比)。  と思ったのですが、ランキングを見に行ってみたらこの3倍ぐらい長いものもザラにあったので、WEB小説としては全然長くないのかもしれません。  個人的には、長いタイトルというのは「ログライン」だと思っています。  一文でストーリーを表現できて、その独自性が伝わり、読みたくなるもの。  そういう意味では非常に合理的だし、やはりカクヨムの仕組み上、導線によってはキャッチコピーが見えないこともあるので、一丁やってみるか! ということでやってみたのですがいかがでしょうか?  これまでと方向性が違うのでフォロワーさんにドン引きされていないかちょっと不安ですが、中身は自分らしい作品になっているし、読み専の方にも読んでいただきたいので、何事もチャレンジです。  逆にあんまり長すぎてもログラインとして機能しないのではないか……という気もするのですが、どうもそうではなさそうなので、奥の深い世界ですね……。  それはさておき、内容的にもこのタイトルに書かれている通りなので、あとはまあ読んでみてくださいという感じですが、「なんで急にこういうテイストになったの?」と疑問に思われた方もいそうですので、ちょっと補足してみます。  実は『AI絵師』を書いた後、「もっとWEB小説として受けそうなものを書いてみたい」と思い書きかけていた長編があるのですが、若干行き詰まっていたときにネットを見ていて「国はもっと若者の恋愛を支援すべきではないか」と思うに至り、そこからこの小説のアイデアが浮かびました。 『AI絵師』同様に、ワンアイデアでさらっと書いてみるかということで書いてみたところ、自分的にはなかなか良い短編恋愛小説ができた気がしたのですが、やはりカクヨムだと男性主人公の恋愛小説をどのジャンルで投稿すべきか分からない。『サマーナイト・レポート』のときは現代ドラマかSFかという選択もあったのですが、今度は現代でもないしSFでもないし、どうしたもんかと。  少し迷いましたが、恋愛ジャンルだと男性は見に来ないし女性は男主人公だと読まない可能性もあり、題材的にも結構荒唐無稽なのでいっそラブコメにするか! ということでちょっと書き換えてみました。  本質はあまり変わっていないのですが、タイトルやエピソードタイトルも含め、なんとなくラブコメっぽいイメージにできた気はしますがいかがでしょうか?  ただ自分的にはあくまで書きたいものが先にあって、それを多くの方に届けるために見せ方を工夫してみたというつもりです。書きたくないものを書いて人気になっても別に嬉しくないですからね。  ちなみにこの作品は約10000文字の短編ですが、1話を細かく区切って7話+謎のオマケという構成にしてみました。読まれるための工夫はいろいろしてみようということで。  というわけで良かったらフォローしてチェックしてみてください。  そして面白そうだから応援するぞという方はぜひ★1を! ★3とは言いません。まずは★1で!  カクヨムの★1はプラス評価ですからね。それだけで新規読者様が増えるはず……!  もし最後まで読んで面白かったら、そのときに評価を上げていただけると幸いです。    もちろん「大したことなかった」と思ったら★1のままでも、0にしてしまっても大丈夫です!  評価はあくまで読まれた方のものですからね。  それでは読んでください(MC風に)。 『高校生の恋愛が必修化されたので悪友っぽい理系女子と付き合ってみた』 https://kakuyomu.jp/works/16818093091984802191
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  • 2025年1月5日

    新年の挨拶とかカクヨムコンとかジャンルとかお礼とかフォロバとか

    ・あけおめことよろ  ご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。  旧年中は大変お世話になりました。本年も宜しくお願いいたします。  いやはや、小説を全然発表できてないのに近況ノートばかり書いているのもどうなのかと思い自重していましたが、なんとか短編の初稿ができたので、その発表に先立ち、近況ノートも書いてみようと思いました。  それにしても2025年ですか。  21世紀ももうちょっとで四分の一が終わってしまうと考えるとビビります。  仮に西暦0年を歴史の起点と考えると、人類の歴史ってクッソ短い気がしてきました。  一人の寿命が100年と考えると、歴史の長さはその20人ぶんと四分の一。短っ! ・カクヨムコンどうするか問題  私は10万文字以上の小説を発表していないし、カクヨムコン10終了までに書くことも無理そうなので、長編部門は低みの見物です。一応10万文字以上になることを想定した長編も書きかけてはおりますが、連載開始はカクヨムコン10が終わってからにしようと思っています。  ただ『AI絵師』は短編部門にエントリーしました。  そして初稿が書き上がった新作短編もエントリーしようかと思っていたのですが、今のところ規定を800文字オーバーしています。  うーん削れるのかな……。少し時間を置いて読み直して考えようかと。 ・ジャンル問題再び  しかしまたしても男性主人公の恋愛小説を書いてしまい、ジャンルを「恋愛」にすべきなのか「ラブコメ」にすべきなのか迷いますね……。恋愛ジャンルを読みにいく一般男性読者の方はいるのだろうか……。ここももう少し考えないとですね。 ・レビューや★、応援のお礼  カクヨムデビュー半年目にあたる12月に、2作品の合計の★が100を超えました。  あまり数字にこだわりたくはないし、いろいろ読んだ結果「★の数と面白さはほぼ関係ない」と知ったのですが、趣味全開の私の小説を読んでくれ、評価してくれる方がいる。その気持ちを★で表現してくれている、それが本当に嬉しいです。ありがとうございます。  またレビューを書いてくれた泉田聖さん、蒼井シフトさん、清瀬六郎さん、陸前フサグさん、更科りんこさん、神崎小太郎さん、本当にありがとうございます! ほとんど個別にお礼できておらず恐縮ですが、これを励みにまた面白い作品が書けるよう精進いたします。  レビューに限らず応援コメントや応援の♥もとても励みになっております。  相変わらずゆっくりペースですが、2025年も自分なりに頑張ります!  ・フォロバ強化週間  Xでも難しい問題なのですが、ユーザーフォローしてくださった方にフォローバックするか? という問題があります。ここでは正直これまで、あまりフォローを増やすと通知が追いきれなくなるのではないか、と思って躊躇していたのですが、安心してください。自分からフォローしている方だけでもう追いきれなくなりました。そこでいっそのことみんなフォロバしちゃえ! と思った次第です。あと私は結構みなさんの近況ノートを見るのが好きなので、どんなことを書いているのか気になって。  フォロバしたらさらに読みきれなくなりそうですが、タイトルで気になったら読みに行きたいと思います。なかなか小説まで読めず恐縮ですが、近況ノートだけに「いいね」することもありますのでご了承ください。小説を読むのもフォローするのもあくまで気になったら、とさせてください。  ちなみに数少ない読み専のフォロワーさんもフォロバさせていただきますね。いずれ小説を書かれるかもしれないですし、そこまでしなくても近況ノートやレビューを書かれるかもしれないですし。どんな方が読まれているのかめっちゃ興味あります。逆にご迷惑でしたらここのコメントに書いていただければ外します……。  あとこの方針で運用してみて問題があればやめる(フォロー整理する)かもしれません、というのも一応言っておきます。  まあ今日は遅いので明日から徐々にやっていきます。  ということでとりとめなくいろいろ書きましたが今回はこのへんで。  短編は1月中には出したいと思いますのでご期待ください! きっと面白いです!
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  • 2024年12月21日

    #このWEB小説がすごい2024

     こちらではご無沙汰しております。  気づけば10月に『サマーナイト・レポート』のあとがきを書いて以来、なにも発表しておりませんでした。  いろいろな方の作品を読ませていただき★やコメントを付けさせていただいたり、自分の作品にいただいたコメントに返信したりはしていたのですが、表立っては沈黙していましたね……。  一応、新作も書いているのですが、40000文字ほど書いた時点で少し行き詰まって気分転換に短編を書きかけてみたり、プライベートな事情でほとんど創作できなかったり、読む方に夢中になりすぎたり、まあいろいろありますが、ゆっくりと進んではいるので、いつかは発表できるでしょう。あくまでマイペースでやっていきます。  さて、今年も残すところあと10日程度となりました。  自分についても振り返りたい部分はあるのですが、少し思うところあって読む方の振り返りをしようと、自分が選ぶ「このWEB小説がすごい2024」というのを考えてみました。  なぜかというとまず、Xの「創作界隈」を見ていると、他の方の書かれたWEB小説の感想があまり見られないんですよね……。  これにはいろいろな理由があって、例えば書くのに忙しくてあまり読めてない方もいらっしゃると思いますし、「自分の作品がいちばんすごい」という自負のある方もいるのかもしれません。  が、もう一個理由として「遠慮」というのもあったりするのかな? と思ったりしました。  やはりWEB小説を書かれている方はXのアカウントをお持ちの方も多く、ご本人の見ているところで勝手に作品紹介するのもどうなのか? という遠慮ですね。  あとはちょっと、X上での人間関係もあったりして、Aさんの作品を褒めてBさんを褒めなかったら悪いな……みたいな遠慮もあるのかもしれません。  ただやはり私は、自分が好きな作品を好きだと言いたい!  ということで、年末ぐらい今年読んだすごい作品を紹介しようと思い、半ば空気を読まず、半ばそういう遠慮を取っ払っていきたい……という願いも込めて、勝手ながら「#このWEB小説がすごい2024」と称しまして、Xにて6作品を紹介させていただきました。  各作者の方、ここを見られていたら事後報告になってしまってすみません。  基本的に書き手の方は多くの方に読んでほしいはずですし、公の場に発表した以上、読んだ人間が自由に語る権利もあるはず……と思っていますが、万一ご迷惑でしたら消します……。  前置きが長くなりましたがここでも紹介させていただきます。 #読書 #このWEB小説がすごい2024 【SF・長編】 『モータル・アップデート』 かつて少年たちをときめかせた宇宙SFをアップデートした最新型。 深い洞察に満ちたエンタメ長編! https://kakuyomu.jp/works/16818093079355288543 シリーズものの第3弾だそうですが、これだけでもめっちゃ楽しめます。 かつて宇宙もののSFが好きだった人たち、「最近SF分が足りない!」という方に猛プッシュしたい。 #読書 #このWEB小説がすごい2024 【純文学・中編】 『海のシンバル』 決して理解し得ない断絶と、ラブホテルの気送管を通して僅かに触れた心。 この絶望は紛れもなく純文学。 https://kakuyomu.jp/works/16816700426955471551 発表されたのは2021だそうで知ってる人も多そうですが、あくまで私が2024年に読んだものなので。 今年読んだWEB小説で最大の衝撃でした。 津波のシーンがあるのでご注意ください。 #読書 #このWEB小説がすごい2024 【歴史小説・中編】 『人魚と内緒話』 19世紀インドから始まる壮大で小さな出来事。 時代と場所を超えても変わらない人間の本質を描いた作品。 https://kakuyomu.jp/works/16818093081512731356 同題異話という企画の参加作品だそうで、他にも同名の作品があります。 吉岡梅さんの作品もとても良かったです。 清瀬六朗さんの作品では『秋に鳴らす鍵盤』もオススメ! #読書 #このWEB小説がすごい2024 【百合・短編】 『河川敷のピロウトーク』 短編小説は切り取り方、書かれていない部分をどう想像させるかが勝負。 この作品はそれが抜群に上手い。 https://kakuyomu.jp/works/16818093088528165920 #読書 #このWEB小説がすごい2024 【恋愛・掌編】 『僕らの恋なんて4行くらいだ。』 4行×10話の中に恋愛の全てが描かれていると感じる。 他愛ない会話の中に輝く一瞬がある。 https://kakuyomu.jp/works/16818093085194876938 #読書 #このWEB小説がすごい2024 【X小説・短編】 『マチアプで振られるのにハマってる話』 Xで8万いいねを獲得した異色の恋愛(?)小説。 バズり方で分かる通り、狭いWEB小説界隈ではなく広く一般に通用する作品。 Xで読めるのでタイトルに興味を持ったら直行。 https://x.com/kuins_air__/status/1855926018856694090  ほかにもいろいろと面白い作品、すごい作品はありましたが、今回はこの6本を勝手に推させていただきます!  ちなみにあともう一つ思うこととして、X上の「創作界隈」と「読書界隈」に全く接点がないのがなんとかならないの? という気持ちもありました。  たぶん、私ごときが何かできる話ではないのですが。 「読書界隈」はWEB小説なんて全く相手にしてないんですよね。  まあ分かる部分はあります。  WEB小説で人気のものは、外の「世間」から見たらあまりに特殊でハイコンテクストなものなので、「WEB小説読み」にしか読めない。  でも自分がWEB小説を読み始めたら、そうじゃない面白い作品がいっぱいあるじゃん! と気づきまして、それをもうちょっと「世間」に届けられないものか……と思ったりしました。  なのであえて「#読書」のタグを付けてみたのですが、まあたぶん、外の世界には届かないのだろうなぁ……。  このへん、「読み専」の方はどう思われているのか聞いてみたいです。  いわゆる「なろう系」と呼ばれるようなWEB小説らしいWEB小説が好きなのか、それとも単に面白い小説を読みたいけれど、ランキングで目に入るものでそうした作品が多いから読んでいるのか。  まあそんなに単純な二分法では語れないと思いますが、XでもWEB小説の「読み専」の方を見かけたことがないので、生の意見を聞きたいですね。  もし見ている方がいたらコメントください(私があまり「読み専」の方に読まれてないので、こんなところを見ている方はいない気がするけれど)。  書き手でも読み手でもある方は、「#このWEB小説がすごい2024」で何か紹介していただけると嬉しいです。もうすでに読みきれなくなっているので「読みに行きます」とは言えませんが、もう少し、自分が良かったと思ったものを気軽に紹介できる流れができたらいいな……と思う所存です。
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  • 2024年9月8日

    AIについて思うこと・謝辞・近況

     次はもっとWEB小説らしいものを書こうと思っていたのに、思いつきで趣味全開の短編を書いてしまい、昨日公開させていただきました。3分で読める短編なので、ラーメンタイマー代わりにどうぞ。  https://kakuyomu.jp/works/16818093083998034987  世間を騒がす生成AIについて、私も日頃いろいろと考えていたのですが、結果的に「人間性とは? 芸術とは?」という話になりました。やはりAIが芸術を理解するには、エロス(性欲)とタナトス(死の恐怖)を実装する必要があるのではないでしょうか?  そんなわけで、これはあくまでSFであり、AIイラストの是非を問うものではないのですが、昨今かなり物議を醸している話題なので、ここで私なりに生成AIやAIイラストについて思うことを書いてみます……というかXに書いたことのまとめなのですが。  AIイラストの問題は大きく二つあって、一つは芸術性の問題。私は絵を通して絵師さんの「好き」や人間性が感じられるものが好きなのですが、AIイラストには基本的にそれがありません。ただ最近ではプロンプトや加筆を駆使して、そうした個人の表現に近づいたものも見受けられるようになってきた気はします。  とはいえ、もう一つの「無断学習」という問題が解消されない限り手放しで肯定はできず、もやもやしますね……。そうした学習データを使用しないクリーンな生成AIができれば良いのですが……  私も最初は「学習は人間もすることなので著作権的な判断はアウトプットの類似性で行う」という考えに納得しかけていたのですが、権利を侵害されたと考える方がこれだけ多い以上、そうも言っていられない気がしてきました。  一方で、特定の絵柄のコピーや商利用を目的とせず趣味の範囲で生成AIを利用することまで過剰に叩くのもどうなのかな、という気もします。それを言い出したら「ラーメンを手で食べる女」の絵を見て笑うのもアウトになってしまいますし。  だからどうしようという結論は出せないのですが、テクノロジーが人間の芸術性を損なうのではなく、ツールとして芸術性を高める方向に進化してくれることを願っています。  ここに書いたことは、あくまで現時点で感じていることなので、また世間の状況の変化や他人の意見に影響されて変わるかもしれません。  ただやはり、結局のところ人間は人間が好きなんだと思います。  人間が描いたから「上手い! すごい!」と思う。 「どんな人が描いたんだろう?」と興味が湧く。  そこに今後の生成AIのあり方についてのヒントがある気がします。         *  ところで話は変わりますが、前作『サマーナイト・レポート』にレビューをいただきました。  https://kakuyomu.jp/works/16818093078895515594/reviews    過分にも思えるお褒めの言葉をいただき、非常に嬉しく思っております。  ずっとお礼を言いたかったのですが、応援コメントと違いレビューには返信できないのですね……。  この場を借りてお礼申し上げます。  そして、『AI絵師』から読んでくださった方も、興味を持っていただけたら『サマーナイト・レポート』も読んでいただけると嬉しく思います。         *  最後に、近況というほどではありませんが、次の長編(?)もボチボチ書き始めています。  ただなかなかまとまった時間が取れないため、発表はかなり先になりそうです。 「期待してやってもいいぞ」という方はフォローしてお待ちいただけますと大変光栄です。  忘れた頃に公開されるのではないかと思います。  また思いつきで短いものを急に書いてしまう可能性もありますが……。
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  • 2024年8月11日

    最終話の仕掛けと、ジャンルに関する補足(ネタバレ有)

     おかげさまでこのたび拙作『サマーナイト・レポート』を完結させることができました。応援やコメント、ご評価をいただけた皆様に深く感謝いたします。無事完結まで漕ぎ着けることができたのは、間違いなく皆様のおかげです。ありがとうございました。  この小説は本当に趣味だけで書かれたような作品で、WEB小説の読者層に対するリサーチとか、こう書けば受けるだろうといった計算は一切ないのですが、冒頭からラストへの一貫性、プロローグを読んで興味を持った方がラストシーンまで楽しめるということに、かなり気を配りました。  それ故にプロローグから「ハッピーエンドではない」「彼女の言葉が本当か嘘なのかはわからない」と盛大にネタバレをかましています。おそらく合わない人はプロローグを見てそっとウィンドウを閉じてくれることでしょう。が、その前提に興味を持った方には最後まで楽しめるものに仕上げたつもりです。  冒頭を読んで感じた期待にラストシーンが応えられていると良いのですが。応援コメントやレビュー、あるいはここへのコメントでも、感想などいただけると嬉しく思います。  特に私が知りたいのは、最終話のプロキオンのシーンをどう思われたか、です。  これこそが真のネタバレなのですが、あのシーンは主人公の想像とも、実際に起きていることとも、どちらとも解釈できるように書いたつもりです。どちらだと思われましたか? あるいは、どちらとも解釈できるように書いていることがわかりましたか? 最後まで読まれた方は、それだけでも一言書いてもらえると幸いです。  しかしこの仕掛けを実現するためには、「ジャンルをどうするか」という大きな問題がありました。SFカテゴリだと実際のシーンだと思われてしまいそうですし、現代ドラマだと暗に主人公の想像だと言っているように受け取られかねません。そこで最初は「恋愛」にしようと思ったのですが、カクヨムのジャンル説明を見ると、なぜか「恋愛」は女性向けで、「ラブコメ」は男性向けということになっている。これは正直、困りますねー。男性は真面目な恋愛をしてはいけないのか!?と憤慨しましたが、まあ世の中そんなもの。仕方ありませんね。  結局、物語の主題は恋愛と青春であって、SFよりは現代ドラマのほうが合致しているだろうということで現代ドラマにしましたが、一応、作者としてはあのシーンが主人公の想像だと断定はしてませんよ、ということで。私はそういった、読者が様々に解釈できる物語が好きなのです。  とはいえ一方で、冒頭で主人公が言っている「旅行できない理由」には答えがあったりするのですが、お気づきでしょうか?  余談ですがアルファポリスの方は「青春」というジャンルがあって、そこは問題なかったのですが、最初に男性向けか女性向けか選ばなくてはならず、今度はそこで少し困りました。趣味だけで小説を書くとこういうことになりますね……。  さて、長々と書いてきましたが、一旦ここでお別れです。  一応、次の小説もアイデアは考えているので、いつか発表するつもりです。それまではいろいろな方の書かれた作品を読んで勉強したり、時にはコメントで交流させていただこうと思います。  次作がいつになるかはわかりませんが、そのときはまたお読みいただけると幸いです。
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  • 2024年8月4日

    アルファポリス様の「青春ボカロカップ」に参加します

     いつも応援してくださる皆様、ありがとうございます。  お陰様で『サマーナイト・レポート』もあと二話を残すのみとなりました。次の週末で完結する予定です。最終話にはちょっとした仕掛けがあったりしますので、ぜひ最後までお読みいただいて感想などいただけると幸いです。  ところでこの小説、とにかく自分の書きたいものをかたちにするという目的で書き始めたため、純文学と呼ぶにはライトだし、ライトノベルと呼ぶには文学寄りだし、SFかどうかも怪しいし、どんなジャンルにも当てはまらない作品になっています。強いて言えば青春小説で、恋愛小説だとは思うのですが。  どう発表するかも考えずに初稿を書き上げた後、なにかの小説賞に応募することも考えたのですが、どこに送ってもカテゴリーエラーにしかならない気がして、結局カクヨム様にて公開させていただくことにしました。  そのおかげでいろいろな方に読んでいただいたり、同時に素晴らしい作品に巡り合うこともでき、それ自体はとても良かったのですが、先日X(ツイッター)を巡回していたところ、アルファポリス様にて「青春ボカロカップ」というイベントをやっていることを知りました。  青春小説好きでボカロ好きの私としては、参加するしかないじゃないですか!  イベントの内容についてはアルファポリス様のほうを見ていただくとして、ちょうど『サマーナイト・レポート』も青春小説だし、偶然ですが話の中でボカロ曲を歌うシーンがある。〆切の8/15までに完結予定だし、60000文字以上という条件も満たしている。そして今エントリーすればギリギリ間に合う……ということで一気に盛り上がり、すぐにアルファポリスに登録し、エントリーしてしまいました。  正直、自分の作品は世間のスタンダードから外れているので、大賞を取れるとは思っていませんが、これを機にまた様々な方に読んでいただければ良いなと思っております。  とはいえ、あちらも沢山の魅力的な作品が鎬を削っておりますので、私のような新参者はまず読んでもらうのも難しいでしょうね……。もし良かったら向こうでも応援していただけると、大変助かります。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/491513676/633898218  ちなみにアルファポリスへの投稿にあたり、(カクヨム版も併せて)プロローグをほんの少しだけ修正しました。おそらく誰も気にしないような細かい点ですが、発表したものを黙って変えるのも少し気持ちが悪かったので、一応ご報告いたします。  それでは、あと二話ですが、最後までお楽しみください。
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  • 2024年7月14日

    謝辞、そして二〇〇八年のボカロ文化のこと

    『サマーナイト・レポート』にてdoriko様の名曲『ぶちぬけ!2008!』の歌詞を引用させていただきました。突然のメールにもかかわらず快諾いただき、doriko様には大変感謝しております。ありがとうございました。  しかしニコニコ動画は大変なことになってしまいましたね。本来であればリンクさせていただきたかったのですが、残念です。youtubeにも上がっているようですが、ご本人様名義ではなかったので、リンクは避けておきます。ニコニコ動画の復旧を心から願っています。  ちなみに『サマーナイト・レポート』の舞台がなぜ二〇〇八年なのかですが、順序としては「人工生命体を名乗る女の子と自転車で海を目指す」というアイデアがまずあり、主人公の立場をどうしようかと考えていたなかで「三〇代の主人公が過去を回想するかたちで描こう」と思いつきました。それにより「彼女」の言っていることが嘘なのか本当なのか、より曖昧にできると思ったからです。  それでは、いつからいつを回想するのか。  「いつから」のほうは現代(書いているうちに二〇二四年になってしまいましたが)で良いとして、いつを回想するのか。  主人公の記憶を曖昧にするには一〇年以上は過去にしたいですし、逆にあまり過去になりすぎても、小さな後悔や過去の痛みが完全に消化されてしまい、主人公の中で語ることがなくなってしまうように思います。  その範囲の中で、私の頭に浮かんだのが、『ぶちぬけ!2008!』というボカロ曲と、二〇〇八年という年でした。  二〇〇七年に初音ミクが登場したときは本当に衝撃的で、私の中では二〇〇八年頃がいちばん盛り上がっていました。サブスクも(たぶん)なかった時代、毎日のようにニコニコ動画に新曲がアップされ、無限に良曲が聴けるというのは、新時代の到来を感じましたね。私に近い世代の方は、同じような体験をされた方も多いのではないでしょうか?  当時のボカロはまだ、現在のSynthesizer VやVoiSonaに比べて人間らしくはなかったのですが、作中で「彼女」が話しているように、過剰な感情がなかったことも、当時の自分にとっては逆に良かった気がします。  別段ボーカロイドを主題とした作品ではないし、あまりノスタルジーだけの小説にもしたくないとは思いますが、せっかく回想形式で書くのであれば、当時のあの空気を少しでも感じていただけたら……と思い、『ぶちぬけ!2008!』の引用に至った次第です。  当時を知る方にも当時を知らない若いボカロファンにも楽しんでいただけると良いのですが。  なお、作中の数字は漢数字で統一していますが(小説は縦書きで読みたい派)、『ぶちぬけ!2008!』は原題に準拠し、算用数字で表記させていただきました。 追記(2024.08.06) ニコニコ動画が復活しましたのでリンクを貼らせていただきます。 『ぶちぬけ!2008!』 https://www.nicovideo.jp/watch/sm1853135
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  • 2024年7月13日

    カクヨムでは★1でも嬉しい件

     やはり外から見ているのと中に入って見るのとでは、見える景色はまるで違うわけで、カクヨムにアカウントを作り小説を投稿し始めて、いろいろとわかったことがあります。  最初は人様の作品に評価をつけるのも恐る恐るで、★で評価するにも「★3以外を付けたら怒られないだろうか……?」などと考えてしまい、★3を付けたいと思える作品以外は、いっそ何もしないほうがマシなのでは……と評価を躊躇してしまっていたのですが、おそらく★1でもランキング的にはプラスで、多くの方に読んでいたただける機会が増えるわけで、書き手としてはありがたい話ですよね。  読んでみて一定の魅力は感じるものの、やはり自分の趣味的にはど真ん中ではない……という作品も多々あるわけで、今後はそうした作品も★1や★2で評価していきたいと思いました。  そんなわけで皆様も、私の作品に感じた通りの評価を付けてください。  さらに面白いのは、どうやら後から評価を上げられるという点です。どうやらというのはまだやったことがないので確証がないからですが、それができるのであれば、連載中には★1にしておいて、完結したら★2なり★3なりに上げることもできるではないですか。  やはり小説というのは最後まで読んでみないことには正確な評価はできないので、この機能は非常に助かります。プロローグを読んで強く惹かれたものの、そこがピークだった……ということも正直ありますし、最初はそれほどではなくても、読んでいくうちにどんどん好きになっていくこともあります。  それを考えると、連載中の段階で確定した評価はできなかったのですが、後から評価を上げられるのであれば、ひとまず惹き込まれたという時点で★1を付けておいて、完結したら評価を上げれば良いのだと気づきました。ということで今後はそうしたいと思います。  皆さんもそうしてくれていいんですよ?  このあたり、私は他の小説投稿サイトには登録していないので、カクヨムならではの優れた点なのか、どこでもやっていることなのかはわかりませんが、創作活動をする人々にとって非常にありがたい、優れたUX設計だと思いました。スタッフの皆様ありがとうございます!
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  • 2024年6月22日

    まだ見ぬどこかの誰かに向けて

     私も古い人間なので、「クリエイターは作品で勝負すべき」という意見には常々同意しているのですが、これだけ「物語」が溢れている中で、最初に「見つけてもらう」ということが容易でないことは認識しています。あの「オトナブルー」でさえ世間に見つかるのに三年もかかったという事実には衝撃を受けました。  故に久方ぶりに個人での創作活動を再開するにあたり、自身によるSNSでの情報発信は不可欠だろうと以前から考えていました。ということで、ツイッターアカウント(@seya_suijun)を開設しましたのでまずはご報告いたします。  ちなみに私は普段、別名義でゲームのシナリオを書いているのですが、いつの頃からか与えられた題材でシナリオを書くのが当たり前になり、自分自身の「書きたいもの」を見失っていたことに気づきました。もちろんゲームは企業が大きな資本を投下してチームで作るものなので、自分が「書きたいもの」を押し通すことはできませんが、与えられたコンセプトの中でいかにユーザーに喜んでもらえるものを作るか、ディスカッションを繰り返しながらシナリオを作っていくのもまた楽しいものです。しかし一方では、物語を作り始めた頃の初期衝動を取り戻すべきではないかという想いもあり、自分が本当に書きたいものはなんなのか、私は自問自答を繰り返していました。  そのときに頭に浮かんだ物語が、現在執筆中の『サマーナイト・レポート』です。  そうした理由で個人での創作活動を再開したがゆえに、この作品は自分の趣味だけでできています。世間でどういったものが流行っているから取り入れようとか、そういったことは考えていません。  とはいえもちろん、作品が読まれなくても良いかといえばそんなことはなく、やはり書くからには多くの人に読んでほしいし、どこかにきっとこういう物語やキャラクターが好きな人がいるに違いないと思って書いています。  そんなどこかの誰かに届けるためには、カクヨムというある意味クローズドな空間だけでなく、もう少し人目につくところで何かしなくてはならないのでは、というのはカクヨムで発表しようと決めたときから考えておりました。  とはいえアカウントを作ってみたのはいいものの、果たして何を書けば良いのやら。真面目に考えると140文字に収まらないし、ツイッターらしいノリにしようとしてみても私には難しかったようです。会社のアカウント用にテキストだけ書くというのは結構やっているのですが、それはお題があってのことだし、これまでSNSは見る方に特化してきたので、仕組みもちゃんとはわかっていなかったり。  そんなこんなでこのノートを書いている現在、まだ見に行くような価値のあるアカウントにはなっていませんが、今年はいろいろとこれまで避けていたことをやってみようと考えていたので、できる範囲で続けていこうかと思います。
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  • 2024年6月9日

    はじめまして

    はじめまして。 瀬谷酔鶉と申します。 カクヨムには登録したばかりで機能も文化もよくわかっていませんが、マイペースでやっていきたいと思います。 『サマーナイト・レポート』は初稿が書き上がっており、全二〇章、約七八〇〇〇文字あります。 推敲できていないので物量も変わるかもしれませんが、毎週推敲しながら少しずつ投稿していきたいと思っています。どうなるかはわかりませんが……。 応援コメントなどいただけると励みになります。 確実なことは言えませんが、今のところはできるだけ返信したいと考えております。 ツイッターも開設したいなぁ。。
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