柴田　恭太朗

ＡＩが人間の能力を超えるシンギュラリティを迎えた狙撃手業界。 これまでバディをつとめてきた観測手はＡＩに置き換えられていた。 しかし、人を殺すことのできないＡＩがとって変わるこ…

世の中、どうして巨パフというワードに弱いヤツラが多いのか。 いやけなしているわけじゃないんだよ、どうして簡単にダマされちゃうのかねって嘆いて心配してるんだよオレは。 それはもう…

テレワークならネットワークさえあれば、仕事ができるわけで。 だからどこに住んでもいいって理屈になるわけで。 でも、住む土地を間違えたら人生の終わりです。 これは住む村を間違えて…

小学三年生のボクは河原に住むフローシャのテーボジィから壊れたオルゴールをもらう。 なんとか直そうと試みるが。 この作品は、第2回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ！」…

　推し活を創作に活かした有名人といえば、かのドイツ三大Bのひとりに数えられる作曲家ブラームスがいます。 　クララの夫・シューマンが亡くなって以降、なんと４０年もの長きにわたってブ…

【三題噺の競作】「地球儀」「馬」「最後の夏休み」に参加しています。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817139557837047462 5…

時は1802年、処はウィーン。 音楽界の頂点に登りつめたアントニオ・サリエリと彼の一番弟子ベートーヴェンが登場する物語。 一世を風靡した大作曲家であるサリエリが秘密にしている趣…

教科書で読んだことのありそうな、誰でも知っている名作を形態素解析して、文豪自身のボキャブラリから私が選択して置換した実験的作品。 得られたものは小説というよりは、もはや現代詩。 …

気を失った少女が目を覚ました場所は、フローシャの住処だった。 親の離婚で自暴自棄になりかけた少女はフローシャとの会話で癒されていく。 【三題噺の競作】「ダンボール」「金魚」「女…

性癖：存在感が希薄なのに印象的なキャラ 性癖：気がつくと、いつまにかいるキャラ 性癖：のりこサン この作品は、第四回性癖小説選手権に参加しています。 https://kakuy…

敗戦後、あの国に占領された北海道では「戦車葬」と呼ばれるセレモニーが執り行われていた。 戦車葬とは文字通り、戦車を用いて死者を弔う残酷な葬儀である。 しかもそれは芸術という美名…

性癖：微視的な妄想に入り込んで抜け出せなくなる男 性癖：言われると即座に受け入れる男 この作品は第四回性癖小説選手権に参加しています。 https://kakuyomu.jp/…

KAC202211：日記 ある男の、エッセイみたいな架空日記です。 世の中の神曲を聴いてしまったら、 プロのクリエイターはどう思うんでしょうか。 とても狂おしい思いをするはず…

KAC202210：真夜中 ロス帝国の侵攻は突然始まった。 無人島に取り残された小学生と婚約者を助け出すために 翔平とユータのバッテリーコンビがシーカヤックで 暗い津軽海峡に乗…

KAC20229：猫の手を借りた結果 就職面接前に緊張のあまりトイレに駆け込んだ、俺。 そこに悲劇と喜劇と白猫が待ち受けているとも知らずに。

KAC20228：私だけのヒーロー 　かつて編集者をしていた私の実体験を元に書いた小説。 　カメラマンの尾高さんはモデルがいます。 　過労死寸前の雑誌編集者・工藤が、カメラマ…

KAC20227：出会いと別れ 小学二年生の夏休み、リョウは幼なじみのああちゃんと、 不思議なフローシャのテーボジィと出会う。 テーボジィは「たんぽぽのコーヒー」を飲ませてくれ…

KAC20226：焼き鳥が登場する物語 キャンプへ出かけた大学時代の友人３人が、森で不思議な鳥を見つけ、ジビエ料理を楽しむ。しかしそれはとんでもない鳥だった。 グロ描写ありま…

KAC20225 : 88歳 ラスト２行が書きたかっただけの1000文字小説です。

自殺の多い高校での話です。 確か実話が聞きたいって言ったよね？

KAC20224：お笑い／コメディ 辺境惑星クァイラにはドゥーモンという奇怪な時間帯があり、ホムンクルスがメタモルフォーゼします。 笑えない「お笑い」を書きたいと思ったので、書…

KAC20223：第六感 不思議な話は大好きですが、あんまり信じない私です。 まさかその不思議が、自分自身に起こるとはねぇ……。 北海道へバイクツーリングに行ったときの実話です…

思考分解酵素でアレが倍増すると、地球は滅亡します。 むかし書いたヤツをこっそりアレンジしてみる。

KAC20221：二刀流 --------------------------------------- ムサシハイテックを経営する宮本武蔵（タケゾウ）のもとへ 執拗に売り込みを…

わたしは大学のアンサンブルサークルでチェロを弾く、アマチュアチェリスト。 電車の中でちょっとしたトラブルがあって、そのとき出会った わたし好みのイケメンが、ちょっと変わった提案…

自主企画の 【三題噺の競作】「温泉」「黄色」「銀河」 　および ５００文字くらい小説Ｙ２２Ｍ０１ に参加しています。 先週、歯医者へ行ったんですよ。そしたらねヒドイ目にあいまし…

私は菌類研究者、トンネルを借りてマッシュルーム栽培事業に乗り出した。 人手が足りないのでバイトを募集したところ、やってきたのは女子高校生。しかも、美少女だった。こんなに可愛い子…

１９４４年、冬。北海の無人島に取り残された対空戦車の乗員たちが、島で見つけたものは、この地にはありえないミイラ。 英国人たる彼らが選択した行動は、かなり異常なものだった。 （追…

こちらの作品は「大一回ジュニパーベリー文学祭」にて、優秀脚本賞ならびに優秀筆磧賞をいただきました。 雑誌に小説を載せることになった僕が、担当編集者の岸和田さんとの交流をつづった…

俺が定期を忘れて家に取りに戻ったら遅刻寸前。あわてて乗った車両は女性専用。女性たちからの圧力にビビる俺。切羽詰まった俺がとった行動は……。 ーーーー 【三題噺の競作】「定期券」…

オートキャンプ場へバイクで乗り付けた男女のドラマです。 赤いきつねが二人の絆をどのように取り持ってくれるのか……。 ーーー 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストー…

就職難の年、住みこみでお手伝いさんをはじめた奈緒子。 仕事先のご主人はひんぱんに転送装置を使って、海外との商談を行う貿易商で、自閉症の一人息子、春斗くんと暮らしている。奈緒子は…

自主企画「失われた記憶を求めて」に参加しています。 ＤＪ、失われた記憶、コインランドリー　をキーワードとした三題噺。 記憶をなくし頭をケガしたＤＪが、「本当」の自分に立ち返るま…

洞窟の中で柏手を打つ女性の目的は？ そこにあるのは、ちょっと変わった趣味の世界です。 ーーー この作品は次の自主企画に参加しています。 同題異話・十一月号　　きょうを読むひと…

大学の夏休みを利用して、あこがれの北海道ツーリングへ。 旅の途中で出会った人々との交流は、始めのうちは楽しめたが、 高校生三人組が合流すると、徐々に怪しい方向へと流れてゆく。 …

三歳のときに初めて上がったステージ、それはバイオリンの発表会だった。 教室のお姉さんがかけてくれた「トイトイトイ」のおまじない。 幸運のおまじないとともに、私は一流バイオリニス…

ラーメン屋のおかみが、自分の店を守るために知恵を絞る。 ライバル店に勝てるのか、 果たして経済は回るのか、 それは日本再生への序曲か！？ 手に汗握る、落語風経済小説。 ーー…

クルマを飛ばす走り屋が、コースの難所「魔のヘアピン」をテクニックを駆使することでクリアする。 以前、同じ場所で大事故を起こしていた主人公は、そのとき見た幻影を思い出す。 「木…

二人の走り屋が、新記録をかけたタイムトライアルの路上で女性を拾う。クルマに乗せてみると、その彼女はちょっと面倒くさい地雷女であった。さらに不吉な予言まで口にし始める始末。 実は…

スクープで名を馳せた週刊誌の記者が、ネットに流れる不穏な『噂』を聞きつけた。 近頃頻発するメガバンクのシステム障害は、とあるレトロゲームに原因があるというのだ。 噂の真偽を確か…

　パッヘルベルのカノン、いい曲ですよね。でも、チェロ弾きが大っ嫌いな曲なんだそうです。 　これは小説というか、いわゆるチェリストあるあるですねー。 　他の作品用に書いた一節です…

その答えがここにあります……って爆発オチですから、結果はご想像の通り。 物語としては二重構造のドタバタで、劇中劇の部分がハチャメチャな三題噺になっています。三題噺としてはかなり…