@sheronty

ミナミとシンシアは山に囲まれた田舎の高校に通う二年生。これまで特に不満もなく約一年半ほど身の丈にあった慎ましい高校生生活をおくっていた。しかし、高校二年生時、十七歳になるというミ…

【６万１千PV突破感謝・‘21/1/10に完結しました】 成績優秀かつ容姿端麗な生徒会長・吉野響。ある事情を抱えて高校一年の二学期から転校してきた少女・高木楓。 偶然、先輩の響と…

私、友山鈴華、高校に入学しました。 でも、中高一貫校に高校から入学したから周りのみんなはすでに仲良しでした。 夏になるにつれて勉強も難しくなっていき成績が落ちてきてしまい悩んで…

小学生の頃憧れていたクラスメイト・遥香ちゃんと再会した菜瑠美。同じ日の帰り道、猫の鳴き声に導かれるように西ノ宮咲良と出会う。つかみどころがなく不思議な魅力を持つ咲良に、出会った瞬…

同性同士の恋なんて、間違っていると思っていた咲。しかし、間違っていたのはそれを間違いだと思っていた自分自身だと気づかされる。 同性である未来を好きになった咲と、咲の告白を受けて性…

タイトルは「よいまちがにざきどくそうえん」と読ませます。灰色の海に突き出す岬に広がる毒草園と住人たち、そして、宵の口に行進する小さな蟹の秘密が、八通の書簡によって暴かれる――。「…

港町にある、〈玄三庵〉という蕎麦屋に、峰子という女が働いていた。峰子は毎日同じ絣の着物を着ていたが、そのことを恥じるでもなく、いつも明るく客をもてなしていた。

タイトルはイタリア語で日記を意味する diario 。 山奥の全寮制の女子校に在籍する少女の日記――という 日記体小説［＊］のため、 一話ごとの長さがまちまちですので、ご了承くだ…

俺の名は乾宗十郎。私立探偵だ。 探偵といやあ、車に乗って、拳銃を撃ちまくり、悪党を倒して難事件を解決し、女にモテモテで・・・・とまあ、こうくるんだろうが、今日の依頼は甚だ珍妙だ。…

毎年県内ベストエイト止まりの私立東葛学園高校野球部は、悲願の甲子園出場のためにリリーフ専門の一年生投手、長江球雄を野球部に招き入れた。果たして球雄は期待通りに活躍出来るのか？疑心…

絶対プロデビューしてやる！ そう意気込んで入学した羽宮高校には軽音楽部がなかった。 しかし、多くのプロが通ってきたコンテストの出場条件は「部活動であること」。 まずは軽音楽…

普通の中学生である青山冬希が、好きな女の子、荒木真理と同じ高校に行くために選んだ道は、自転車ロードレースによるスポーツ推薦だった。 　なんとか無事に合格し、神崎高校へ入学した冬希…

【MF文庫Jから発売中！】 「安藤くん、おはよう♪」 「朝倉さん、はよう……」 (学校で一番の美少女の隣の席になった。ぼっちの俺に挨拶してくるとは、なんて優しい人なのだろう。…

ぼさぼさの髪、囚人服のような私服、生気のない顔立ち。 並の女子高生なら生理的に受け付けない見た目のゾンビ高校生日陰鏡也は、人気急上昇中のヴォーカリスト『カガミ』として活動している…