このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(153文字)
美少女生徒会長の先輩と寮で同室になった、普通の女の子のお話。先輩、外では完璧ながらも、部屋では……とまあ、こういうギャップと、甘々な百合と、所々で入るちょいとしたシリアス。好きな要素満載でした。いやはや。続きが楽しみです。
砂糖を煮詰めて作ったような甘さ、その一言に尽きます。外面完璧な先輩しっかり者で世話焼き後輩女子寮にて繰り広げられるゆるい百合は、糖度20越えの恐るべき糖度。これは甘い、女子寮という古典的な舞台を用いながらも、日常系の文脈を継ぐ先輩×後輩百合の形では無いでしょうか。ただし、時に甘さが裏返って苦みにもなるように、ちらほらとのぞく過去が適度な塩梅で二人の関係性に立体感を与えてくれています。百合は、いいぞ!