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レビューコメントのお礼です。

拙作をお読みくださる皆さま

こんにちは。佐藤宇佳子です。いつも拙作をお読みくださりありがとうございます。

拙作『茶房カフカ』にチューブラーベルズの庭さま、ジロギンさま、亜咲加奈さまよりレビューコメントをいただきました。展開に表現に悩みつつ、手探りで執筆していった作品なだけに、コメントやレビューコメントでご感想や印象をお伝えいただくと、しみじみ嬉しくなります。下記にご紹介させていただきます。長文になりますが、お許しください。

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チューブラーベルズの庭さまのレビューコメント
https://kakuyomu.jp/works/16818093082568304555/reviews/16818093089850420546
チューブラーベルズの庭さまのマイページ
https://kakuyomu.jp/users/amega_furuno

チューブラーベルズの庭さまのレビューには温かさが溢れています。
『茶房カフカ』では中心人物となるヤマシロさんのことを三人の恋人たちがそれぞれ語っていくのですが、それについて、チューブラーベルズの庭さまは下記のように表現してくれました。

> 自分が連想したのは、木彫り?です。
> 三人がそれぞれのみを手に取り、木を彫り、形を整え、ヤマシロさんという像を伝えてくる感じです。

この比喩は素敵ですね。読み手にとって未知の人物「ヤマシロ」さん。恋人たちの目を通じてのみ、読み手は「ヤマシロ」さんに近づくことができます。その一種のもどかしさを楽しんでいただけたようで、嬉しくなりました。

チューブラーベルズの庭さまはミステリーをご執筆なさっています。最新作『遍路X』は謎の提起と回収の過程を楽しめるだけでなく、登場人物の奥深い魅力にぐいぐい引きつけられる作品です。
『遍路X』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084129434109
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ジロギンさまのレビューコメント
https://kakuyomu.jp/works/16818093082568304555/reviews/16818093086525138173
ジロギンさまのマイページ
https://kakuyomu.jp/users/jirogin

ジロギンさまのコメントは鋭いのに温かくて、話題が飛ぶことはあっても外すことがありません。このレビューコメントも、穏やかに公正に物語を見つめてくれたからこそ、心に響く言葉になっているのかなと感じました。

ジロギンさまは紹介するまでもないかもしれませんが、人気作『殺し屋ポルターガイスト』を連載中です。
『殺し屋ポルターガイスト』
https://kakuyomu.jp/works/16818093074848024844
「ホラーバトルコメディ」と銘打たれており、かるーく楽しめる短編集なのですが、その実キャラクターは丁寧に作りこまれており、ぞくりとするような深いセリフが無造作に飛び出したりします。物語の奥に隠されたものの厚みを感じます。目が離せない作品です。この作品に登場するポコポコを教祖としてあがめるポコポコ教は他の方の作品にも登場しており、その強い感染力をもって、今やカクヨム界を席巻しているかもしれません。
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亜咲加奈さまのレビューコメント
https://kakuyomu.jp/works/16818093082568304555/reviews/16818093084930124347
亜咲加奈さまのマイページ
https://kakuyomu.jp/users/zhulushu0318

亜咲加奈さまのレビューを拝読し、ひゃあと奇声を上げて悶えました。タイトルが「においたつ上質な官能」ですよ。最近は「官能」にことに興味を感じ、まさに「においたつ上質な官能」にあこがれを抱いています。拙作をそんな言葉で評していただけるなんて……。つい小躍りして喜ぶ、気持ち悪い人になってしまいました。

亜咲加奈さまは、何と言っても三国志を題材にとったヒューマンドラマの妙手として注目されている方です。
『晋よ曹魏の上に立て』
https://kakuyomu.jp/works/16818093089251739920
歴史ものは現代ドラマやファンタジーとは異なる難しさのあるジャンルだと思います。亜咲加奈さまはしっかりと既存の三国志を踏まえ、その枠をはみ出さず、それなのにあたかも映画を見ているかのような躍動感あふれるドラマを創作なさっています。
のみならず、じつは「エロ作家」という別の顔もお持ちだという、興味深いかたです。「エロ作家」! 素敵な響きですよね。
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皆さま、ありがとうございました!

3件のコメント

  • 佐藤宇佳子さま

    いつもお世話になっております。
    このたびは当方のレビューと最新作をご紹介賜りまして、誠にありがとうございました。絶賛くださいまして、嬉しいです。感謝申し上げます。

    また、『イソヒヨドリ』も拝読しました。ネタバレになると未読の方に失礼ですから端的に申しますと、読み手によってはかなりきつい内容だと思いましたが、結末にあっと驚きました。佐藤さまの中に彼ら彼女らは確かに息づいていて、明るく控えめな朝日に照らされて、今日も行射をしている姿が目に浮かびます。

    ありがとうございました。
    今後とも応援いたします。時節柄ご自愛ください。
  • 亜咲加奈さま

    こんにちは。こちらへも書き込みありがとうございます。
    『イソヒヨドリ』『ハクセキレイ』とお読みくださり、感謝申し上げます。これらは最初に書いた二作でして、問題をはらんでおりますが、思い入れも強い作品です。
    年も押し迫ってまいりました。どうぞご自愛ください。
  • 佐藤宇佳子さま

    こんにちは。近況ノートへの書き込み、ありがたく拝読いたしました。

    まず、御作のタイトルを誤って記載いたしましたこと、お詫びいたします。正確には『ハクセキレイ』でした。大変失礼いたしました。

    そして、当方の作品をお読みくださいまして、誠にありがたく存じます。私は確かに大学史学科を修了しておりますが、三国志の時代背景である後漢末から三国時代は専門外なのです。その専門外の分野を小説に仕立てるのですから、私自身も三国志を熟知しているとはいいがたいのです。コメントやレビューは、読む方のお気持ちにお任せしております。佐藤さまのおっしゃる通りで、読んでいただけること自体がありがたいのです。

    いつも、行き届いたお心配り、ありがとうございます。
    お体にじゅうぶんお気をつけられてお過ごしください。
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