少し遅れましたが、あけましておめでとうございます。
はじめまして、もしくは、こんにちは。
郷倉四季です。
今年もよろしくお願い致します。
本日は2日で僕は新年になってから、まだ誰とも喋っていないどころか、外にすら出ていない引きこもりな日常を過ごしています。
予定では2日に友人とお酒を飲み行く予定だったんですが、「すまん、金がなくて、別の日にしてもらってもいい?」と言われました。
パチンコにでも行って負けたのかな? と思ったのですが、追求はせずに了解しました。
そのおかげで『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』を見ることができました。
内容が本当に最高でした。ただ、何がどう良かったのかと詳細に書けるほど頭の中の整理ができていないんですけど、一つだけ。
ドラマ版の「逃げるは恥だが役に立つ」はタイトル通り、逃げることがテーマになっていましたし、登場人物の多くは社会の隅っこに寄せられて、上手く居場所を見つけられずにいました。
しかし、新春スペシャルの登場人物は時間が経過した分、社会での居場所を見つけ、その場に根を張り生活をしています。
決して軽はずみに逃げられる場所に彼らはいません。
それは言い換えれば、彼らは社会の隅っこから中心部分へと寄って行っていることを意味します。
僕はドラマの社会の隅っこにいる話も当然好きだったんですが、人はずっと社会の隅っこにいる訳ではないので、新春スペシャルでは社会の中心にいるからこその衝突が描かれていて、大好きでした。
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さて、近況ですが、引き籠っているので僕の生活面では一切なく、カクヨムやnoteではコメントいただいたり、ツイキャスで作品を読んでいただいたりしました。
本当にありがとうございます。
改めて、自分が書いた小説を並べておきたいな、という気持ちになったので、それをさせてください。
・「あの海に落ちた月に触れる」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886476922 400字詰原稿用紙換算で150枚くらいに届かない青春小説です。
おそらく、一番すっきり読めます。
主人公たちは中学生です。
書いている当時、何を考えていたのか曖昧ですが、冒頭にある「彼女が十人いる男が最初に連絡をするのは十番目の女だ。」はちょっと気に入っています。
そんな訳ねーじゃん、と。
けれど、そんな訳ないとしたら、愛の基準ってどこにあるのか? 多分そんなことを考えていました。
・「南風に背中を押されて触れる」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888222742 400字詰原稿用紙換算で300枚を超えるくらいの青春小説です。
カクヨムのカテゴリーを「ミステリー」にしているんですが、そこまでミステリーしていないです。
主人公が「あの海~」と一緒です。「南風に~」だけでも、楽しめる内容にはなっています。
「あの海~」の頃は中学生だった登場人物が二十歳くらいになっている話で、書きながら考えていたこととしては、好きな女の子を一番に考えれば考えるほど、理想化させて「本当の彼女」を見失っていた、って話だと思います。
現実でも、そういうことってありますよね(僕だけかな?)。
・「眠る少女」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885776990 400字詰原稿用紙換算で500枚を超えている青春群像劇です。
一番長いです。
高校一年生の春から夏の終わりまでの物語です。
考えていたこととしては、楽しい青春ものを書くぞ!でした。
登場人物の多くが酷い目に遭うか、遭わせるかって話ですが、僕としては幸せを書いたつもりです。
最後まで読めば、まぁ確かに、みんな幸せかな?と思っていただけるはずです。
・「西日の中でワルツを踊れ」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894472526 400字詰原稿用紙換算で300枚届かないミステリー小説です。
ちゃんとしたミステリーを書いた作品です。
記憶喪失の話です。
一つのトリックとルールのもと、一気に書いた記憶があります。二週間か三週間弱くらいだったと記憶しています。
とはいえ、その後の手直しでアホほど時間は食いました。
ミステリーとして成功しているかは分かりませんが、記憶喪失になった人間を書けたので僕は大満足です。
「西日の~」の主人公を使って探偵小説っぽいものを書くと予定なんですが、ずっと先延ばしになっているので今年こそ書きます。
ということで、僕がカクヨムで発表している小説でした。
今年はもっと小説を書こうと思うので、今回はその整理も込めて紹介させていただきました。
一つでも気になる作品があれば、読んでいただければ幸いです。
2021年もよろしくお願い致します。
また、これを読んでくださっている方が健康な一年を過ごせることを祈っています。