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「作品にレビューコメント」をいただきました。0411

 立て続けに「あの海に浮かぶ月に触れる」にレビューをいただきました。
 ありがとうございます!
 今日、新しい職場の人とお酒を飲みながら、喜びを噛みしめていました。今回のレビューもまた、しっかりと読み込んでくださっていて、本当に嬉しいものでした。
 抜粋させてください。

 
 ――淡々とした筆致で描く、「青春の生々しさ」

 主人公の行人は15歳。
 中学3年生男子らしい好奇心と、戸惑いと、
 ある種の達観をまとって生きている。

 女の子も気になる。
 仲のいい子がいて、何かと気がかりな子がいて、
 兄の彼女も魅力的。
 そうなれば当然、性への興味は尽きない。

 学校ではいじめがあり、
 不登校の生徒もいて、街には暴走族がいる。

 そんな環境のなか、
 迷いながらも“成長”していく行人の姿がすがすがしく、
 読む者の手を止めさせないフックも配置されていて、
 納得できるエンディングも用意されています。

 あくまで淡々としてクールな筆致。
 そのことが、「青春の生々しさ」を
 より色濃く浮き彫りにしているようにも感じます。

 若干――ほんの小さなことですが、
 わずかなほころびを感じる部分はあります。
 が、作品の本質を揺るがすほどのものではなく、
 本作が素晴らしい青春小説であることに変わりはありません。

 お見事でした!


【真野絡繰】さん、本当にありがとうございました。
 すっごくしっかりと読んでくださっているし、文体にまで言及いただいていて嬉しかったです。
「クールな筆致」
 おぉ!
 そんな感じに読めるんだなぁ、僕の文体。
 全体的に誉めていたいだいた上で、「若干――ほんの小さなことですが、わずかなほころびを感じる部分はあります。」と書いていただけているのも有難いです。
 実際、僕の小説は綻びだらけで、少々丁寧さに欠ける部分がある、という自覚はあります。この先の執筆活動で、その辺はしっかりと補填していきたいと思いました。

 ――お見事でした!

 って、初めて言われたけど、その文字を目にすると、次なる「お見事でした!」を目指したくなるものですね。
 前回の【雨】さんの時と今回の【真野絡繰】さん、本当にありがとうございました。もっと頑張ろう、という気持ちになれました。

 居酒屋で新しい職場の男メンツとひたすら初体験エロ談義、とかやったくせに、と今は思いますが、ちゃんと頑張ります。本当です、信じてください!
 誰に言い訳をしてるんだろ? ちょっと、酔っ払っているので、許してください。
 書いている小説です。

「眠る少女」 2011年。春と夏。
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885776990

「あの海に浮かぶ月に触れる」 2007年。夏。
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886476922

「はつこいクレイジー」 2012年。秋。著者、倉木さとし。
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887384148

「南風に背中を押されて触れる」 2013年。夏。
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888222742

 エッセイです。
「オムレツを作るためにはまず卵を割らなくてはならない。」
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885784728

 掌編集です。
「拳銃と月曜日のフラグメント。」
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889114358

2件のコメント

  • また、こちらで失礼します。

    ちなみに長くなりますので覚悟してください(笑)

    郷倉さんが謝っていた『眠る少女』の守田くんターンをクスクス笑いながら読みました。
    鎮魂祭?(笑)
    そして、この近況ノートも(笑)

    ちなみに、『クリープハイプ』は聴いたことはありますか?
    私は今好きで曲から小説、エッセイを読んだりもしています。
    『クリープハイプ』の歌詞は驚くほど
    アレなのです(笑)
    でも、私は好きで聴いています。
    特に物を作る時に。

    なので、守田くんの鎮魂祭クスクスしながら
    読めましたよ(笑)
    さすがに面と向かって、この話をされちゃったら苦笑いになりますが(笑)
    小説、歌詞なら抵抗ないです。

    気にかけてくれて、ありがとうございました(笑)

    そして、守田くんの夏になるところで、
    明日への続きにしました。

    郷倉さんの仕事辞めちゃった?
    というエッセイの方も気になっていたもので
    そちらを読んでいました。
    (住野よるのところ。ちなみに最近住野よるの『麦本三歩の〜』を読んだばかりです)

    そしたら、まさかまさかのレビューを書いてくれたという通知が来まして、ビックリ!!

    小説も書く、書評も読むし書く、
    そんな郷倉さんからは
    例え感想が無くても、それが正直なところだろうと思っていたのです。
    ただ、読んでくれているのは応援ボタンで知っていたので、ありがたいなぁと思っていました。

    だからこそ、驚きました。
    優しさからだとは思いますが
    素直に嬉しいです☺︎
    ありがとうございました。

    しかも、またもや素敵なレビューでした。

    このあと、このレビューに見合うものに
    したいなぁと思っています!
    (どうしよう!!正直まだ何もない笑)

    そして、『眠る少女』は読む終わったら
    私もレビューするつもりでいましたので
    その時に気に入って頂けるレビュー書ける様に楽しんで読ませてもらいますね。

    勝手ながら、べらべらとおしゃべりさせて頂いちゃいました。

    あれやこれやまだあるのですが、
    とりあえずすっきり(笑)

    あ!私の欅坂で好きな曲は『避雷針』です!

    これも言いたかった!!

    エッセイ読むときりがなく『私も読みました!』と言いたくなります(笑)

    失礼しました。
  • 切り株ねむこさん、コメントありがとうございます!

    守田くんパートくすくす笑えたのなら、良かったです。笑

    クリープハイプはアルバムを1つしか聴いたことがなく(「鬼」という曲にどハマりしてました)、そういう歌詞が多いという印象は少なかったです。

    ただ、尾崎世界観さんは文芸界隈ではよくお見かけするお名前で、対談を幾つか読んだことがあります。
    切り株ねむこさんのエッセイを読んで今度、まとめて聴いてみようと思っています。笑

    「紐 解くと さようなら」のレビューについてですが、あと3倍の文量は書きたかったのです(それは迷惑かな、、と笑)。
    9話までですし、これからの展開によって印象は変わってしまうので、このような形になりました。
    キャラ造形が本当に良くて、響太のビジュアルイメージは佐藤健でした。笑

    本当はレビューを書いてしまうと、1話1話のコメントのみになってしまうので、様子見をしようかな?
    と思ったのですが、面白かったですし、みちさんが可愛かったので気づいたらレビューを書いていました、、、笑

    これからの展開に期待ですが、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」的な爽やかな方向へ行くのか、それとも「女たちは二度遊ぶ」的なリアルな方へ行くのか、、、
    はたまた、まったく違う方向なのか? 楽しみでなりません。笑

    あぁ、僕の方も長い文量になってしまいました、、、、
    最後に欅坂の『避雷針』は友人の勧めで聴き、僕も大好きです。笑
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