4月10日にブラックホールの撮影に成功した、という記事がありました。
史上初で、撮影したのはイベント・ホライズン・テレスコープとのこと。
このイベント・ホライズン・テレスコープってなに?
と思って記事を読み進めると、「世界中の電波望遠鏡をつなぎ合わせて、圧倒的な感度と解像度を持つ地球サイズの仮想的な望遠鏡を作り上げるプロジェクト」らしい。
よく分からないけど、「地球サイズの仮想的な望遠鏡を作り上げる」ってすげぇカッコイイ!
人類って、そんなものまで作れるようになったの? って久し振りになった。
ちなみに、ブラックホールの写真は充血した魚の目みたいでした。もっと良い表現はないかな?笑
はい、すみません。
「近況」ノートなので、すぐ本題に行かず、自分の気になったことを書きたくなる、そんな病にかかっています。
本題です。
「作品にレビューコメント」をいただきました。
ありがとうございます!
実は、その前に「応援コメント」もいただきました。その辺の話をまず、させてください。
先日、公開した「拳銃と月曜日のフラグメント」の「もっともらしい言い訳」に【雨】さんという方がコメントを下さいました。
――西野と矢山の関係に悶えました。
この2人に一体なにがあったのか、気になりました。(契約の経緯)
ありがとうございます!
悶えました、は初めて言われたから、嬉しかったんです。
そして、この2人(西野と矢山)になにがあったのか、の物語があるんです。
と、言う訳で、【雨】さんへのお礼の返信の中に「あの海に落ちた月に触れる」のURLを貼りつける、という変な宣伝を僕はしてしまった訳です。
「あの海に落ちた月に触れる」は丁度、2人が契約する経緯の話だったので……、つい読んでほしいと思ってしまって。
そうしたら、本日(4月10日)に「あの海に落ちた月に触れる」の「作品にレビューコメント」を【雨】さんが書いてくれたんです。
まじか! と。
こちらも抜粋させてください。
――人は変わっていくけれど
一気に読んでしまいました。
皆、同じように成長していくわけではない。
変わらないものなんてないかもしれない。
でも、変わらないことがあると信じたくなりました。
私個人としては、主人公の青春成長物語として読んでいました。
面白かったです。
本当にありがとうございます。
面白かったです。
その言葉を見ると、書いていて良かったなぁと心から思います。なんでしょうね。感謝の言葉しか出てこなくなるので、少し違った角度のことを書いてみます。
「青春成長物語」と【雨】さんが表現して下さったものが多分、僕の核にあるテーマです。
僕はいつからか「青春」という単語に取りつかれていて、そこから小説世界へ入るようになりました。
何故なら、どんな登場人物にも青春時代はあったはずで、その時期にどんなことを考え、どんな日々を送っていたか、で人間の性格形成は成されるように思ったんです。
その為、どんな大人を描くにしても、僕がまず考えるのは彼(彼女)がどんな青春時代を送ったか、でした。
だから、という訳ではないんですが、今回の「あの海に落ちた月に触れる」と、掌編の「もっともらしい言い訳」の秋穂と行人が大人になった物語もあったりします。
実のところ、一番最初に書いた2人の物語は、大人の姿でした。その彼らがどんな青春時代を送ったのかな? と考えて書いたのが「あの海に落ちた月に触れる」でした。
「もっともらしい言い訳」は青春時代の彼らの一コマを切り取って書いたイメージです。
そんな訳で、大人の秋穂と行人の物語です。
2人は同棲とかしてるんですけど当然、問題はいっぱいあって……、みたいな話です。タイトルは「南風に背中を押されて触れる」です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888222742 興味がある人は、よろしければこちらも是非!
よろしくお願いいたします。
やっぱり宣伝になるんだなぁ。
ほんと、すみません。
謝りついでに言うと、「眠る少女」を読んで下さった人もいたら、その辺のキャラも登場します。あずきちゃんとか、勇次とか。
ものすっごい暇な時間にでも読んでいただければ、です。
あと、「拳銃と月曜日のフラグメント」ですが、来週の月曜日のお昼にまた更新します。最初なので、可能な限り更新していきますので、こちらもよろしくお願いいたします。
次の主人公は田中一郎さんというおじさんの予定です。