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お久しぶりです!「君の名前で僕を呼んで」が面白いとかエッセイの更新日変更とか。

 はじめまして、もしくは、こんにちは。
 さとくらです。

 近況ノートが本当に久しぶりですね。
 前回が2021年10月31日なので、今年初ですよ!
 放置していて申し訳ないです。

 近況ノートはカジュアルに更新していきたいので、今後はちょこちょこ書いていきたい所存です。

 まずは報告を。
 エッセイでも書いたのですが、「オムレツの中はやわらかい方がおいしいのか?」を来月から15日の月一の更新にいたします。
 理由はエッセイを書こうと思っても瞬発的に書けなくなっている、というのがあります。

 カクヨムのエッセイって1から積み重ねていくものなので、書けば書くほど実はハードルが上がっている感じあるんですよね。
 続ければ続けるほど面白くなくなるって自分で思いたくない、みたいな感覚があって、これは毎回新しい記事が最初にくるnoteとかでは感じられないものです。

 読まれている人の数は関係なく、もし仮に今から「オムレツを作るためにはまず卵を割らなくてはならない。」を読み始めた人がいたとすると、始まりから最新のエッセイで何も成長してねぇなコイツって思われたら、この四年くらいの時間の全否定感ありません?

 いや、ちょっとした被害妄想感もあるんですけど、そういう思いもあってクオリティを上げたい、のと小説を書きたいってことで月一更新にしたいって思った次第です。

 ちなみに僕は「オムレツの中はやわらかい方がおいしいのか?」の裏テーマとして「僕と村上春樹」で、ノルウェイの森の直子がなぜ死んだのか? というエッセイを書くんだと言ってきました。
 一回ちゃんと書こうとしたんですけど、途中で糸が切れたみたいに書けなくなったんです。
 で、なんでかな? と思っていて、キズキがなぜ死んだか? を書いた時に色々書いちゃったなって言うのもあったし、直子の気持ちに一回立ってみるっていうのも必要だよな、とか色々考えた結果。

 小説で直子と同じような立場のキャラクターを書いて、そこから直子が見ただろう世界を一度、疑似体験してみたいなと言う思いに落ち着いたんです。
 ということで、次に書く小説の主人公は直子です。

 多分、小説を書いたら全然、直子じゃないんじゃん。
 って言われると思うし、自分でもそう思っちゃうんでしょうけど、書く前だから、なんかそういう出発点なんだってことをここに残しておきたいと思います。

 さてさて、話は変わって最近、見た映画の話をさせてください。
「君の名前で僕を呼んで」っていう、2017年のイタリア・フランス・ブラジル・アメリカ合衆国合作の青春映画をご存じですか?

 僕はツイッターで知ったので、どれくらい人気なのか分からないのですが、ネットで調べると絶賛の嵐なんですよね。
 あらすじは以下のような感じです。

 ――1983年夏、北イタリアの美しい避暑地。両親と共に夏休みを過ごしていた17歳の少年は、そこでアメリカから来た自由奔放な24歳の青年と出会う。やがて、激しい恋に落ちる2人。少年にとって、それは初めて知る恋だった。

 つまり少年と青年の恋愛ものなんですよね。断定していいのか分かりませんが、BLってことで良いんでしょう。
 最近、BLの定義は男二人が恋愛しているってことだって言うのを聞いて、だから「きのう何食べた?」はBLじゃねぇんだよ、って話で、あ、そうなんですか!? となって、襟を正したくなる気持ちになりました。

「きのう何食べた?」からBLを知って行ければ、とか思っていた僕はダメなんですね。失礼しました。
 よしながふみ作品は他にもBL作品はあるっぽいので、その辺を入門していきます、はい!

 という話は置いておいて「君の名前で僕を呼んで」ですね。
 女の子にやたらモテる少年と青年が、けど、お互いに惹かれあって罪悪感もありつつ、愛し合う話なんです。
 果物の使い方とか甘美で、ほほぉってなるんですけど、なにより主演の二人が美しくて、彼らが自転車で走ったりする北イタリアの景色もパズルのピースみたいにマッチしていて、最高です。

 なんか良いもの見たって絶対なる映画なので、男の子のイチャコラが嫌いでなければ、ぜひ!
 あと、ラスト付近で少年のお父さんの台詞が最高すぎて、彼らの恋愛がお父さんのこの台詞の為の長いフリにすらなってませんか? ってなるくらい良かったんです。

 LGBT的なものに関する悩みを抱えている人に対して、どう反応すればいいかって、相手にもよるので答えの出ないものですが、「君の名前で僕を呼んで」のお父さんのスタンスは何かしらの参考になるかも知れません。

 お父さん最高って気持ちになってからのエンディングで、暖炉の前の少年の演技によって、いやいややっぱり、この映画は少年の為の映画だったんだなって引き戻されます。

 ちなみに、続編を匂わす発言を監督ルカ・グァダニーノはしていて、調べると2021年から撮影が始まっているらしく、それは続編ではなく第2作で「キャラクターを共有したまま、舞台を別とする物語」とのこと。
 うん、超楽しみ。

 そんな近況でございました。
 あと、今日健康診断に行ってきて、帰りに古本屋へ寄って、ふせでぃ「明日、世界が滅びるかもなので、本日は帰りません。」と室たた「つまりセフレ。」という漫画を買って、タイトルにもある通りだけど、どっちもセフレな話が主軸になっている漫画を買ったので、自分で自分の情緒が不思議です。

2件のコメント

  • 郷倉さーん!

    男の子のイチャコラ大好きハナスが通りますよ。

    ふふ、郷倉さんの情緒、不思議なんですね。
    いや、いいと思います。
    色んな物を吸収して糧になりますもの。

    私はBL、カクヨムで知りました。
    今度のルビー大賞ってBLみたいですね。

    私は書けないですが、読む事楽しみにしてます。

    郷倉さん、エッセイのタイトルからして知的です。
    いつも「頭がいい人の文章だわ。コメントしたら私のおバカちゃんぶりがバレる」ってびくついてました。


    こんなデバネズミに優しいコメント返信ありがとうございます😊

    近況ノート、お久しぶりで、ついコメントしてしまいました。笑

    『君の名前で僕を呼んで』探して観たいなって思います。

    いつもありがとうございます♪
  • 星都ハナスさーん!

    男の子同士のイチャコラ良いですよね!!笑

    ありがとうございます。
    あっちへ行ってこっちへ行ってと、落ち着きなく作品を接種していきたいと思います。笑

    カクヨムでBLの賞が行なわれるんですか?
    それはちょっと興味が出てきますね!
    僕も書ける気はしないので、読む方でちょこちょこ参加してみたいと思います。笑

    星都ハナスさんに知的と言っていただけるのは嬉しいです。
    なんとなく、こういうとこで変なセンスを出そうとしている自分という自意識がない訳ではないんですが、せっかくなので貫きたいと思います。笑

    いえいえ!
    むしろ、僕のような自分から絡みにいかない人に毎回コメントを下さる星都ハナスさんの方がお優しいと思います。
    本当にいつもありがとうございます。

    近況ノートこれからは、ちょこちょこ更新していきたいと思います。笑
    良ければ、また覗いてください。

    『君の名前で僕を呼んで』は良い映画ですので、どこかで見かけることがあれば、一度見てみていただければと思います。
    夏に少年と青年が自転車で走っているシーンとか、ぐっとくるシーン満載ですので。

    こちらこそ、いつもありがとうございます。
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